Pilot-Kの「前見て加速!」

自動車運転に関するアドバイス・感想等を書いていきます。※偶数日更新(原則)

確認中に加速すべきでないいくつかの理由

2010-08-14 22:26:51 | Weblog

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進路変更前には周囲(特にミラーの死角)の安全確認をしましょう。
その際は、アクセルを緩めて、速度はそのまま維持するか、
もしくは必要に応じてブレーキを踏んで減速してください。
加速しながらの安全確認は、絶対にダメです。

その理由としては、
まず第1に、加速していては危険時に対応できないからです。
考えてみれば“安全”を確認している最中なんですから、
わざわざ言うまでも無いことでしょうけど。

第2に、ミラーの死角を見ている時は、言わば“わき見”しているのです。
前の景色が見えていないのに加速するのは無謀というもの。
目視中に、先行車がブレーキを踏んでいたり、
突然歩行者が飛び出して来たりというのは、よくある話です。

第3に、首を横に振りながらのアクセル加減が難しいことが挙げられます。
そもそもアクセルは前の状況に合わせて調整すべきものですが、
加えて、人間、同時に二つのことをやるのは大変です。
どうしても、首を振るのに釣られてペダルを踏みこんでしまったりします。

第4の理由としては、安全確認の後の加速をスムーズに行うためです。
安全確認を必要とする場面は、
そのほとんどが、次に「加速を伴う動作」を行うことになります。
「右左折前の寄せ」も、「障害物回避」も、「追い越し」も、そして「発進」だって、
安全が確認できたら、加速していくのです。
したがって、その動作の前には「加速できるだけの余裕」が必要になるわけです。

以上の諸理由から(まだまだ他の理由も挙げられるかも知れませんが)、
安全確認中はアクセルを踏むべきでないのです。
確認が終わって、すなわち、安全であるなら、
その時にこそ、力強いアクセルを踏んでいってください。


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