缶詰だけど、それが何か?

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DoaU281日目_Part3_イワシのソテー、バターソース

2009-12-06 23:50:10 | レシピ
その昔、結婚式の引き出物に尾頭付きの鯛があった。
めでたい、それに引っ掛けたシャレなんだろうけれど、
鯛は高級魚の代名詞だった。

養殖技術の進歩は、鯛を高級魚の座から引きづりおろす。
ただ、それだけではない。
天然物だって、その価値を大きく下げた。
キミサワで198円@100gの天然物があった。
安いなあ、ホントにそう思う。

鯛から高級魚の座を奪ったのが、あろうことか真イワシ。
でも今年は様相が違う。
鯛の手前にイワシ。3匹で150円。
ウルメイワシならまだしも、真イワシでこの値段、
去年だったら1尾も買えなかったぐらい。

買いましょう。

家に帰って、いろいろ考える。
梅煮か?いやショウガがない。てか、主食がバゲットだ。
小麦粉とハーブで香草焼き?
それともトマトソースを作って、トマト煮?
いや、皿焼き?海老もあるからブイヤベースもどき?

18時過ぎにイワシの様子を見る。
どうやら脂ノリノリ。
妙な味をつけるのもなあ、そう考える。
さっと水で洗って、臭みとりのために塩をふる。
イワシが汗をかいたら、ペーパータオルで拭き取る。

フライパンにオリーブオイルを引き、強火に。
イワシの両面を焼いたら、白ワインとバジルをふる。
アルコールが飛んだら、蓋をして中火に。

イワシを取り出したら、バターを入れて煮詰めてソースに。



イワシ自体はうまいんだけれど、最初にふった塩がちょい強め。
バゲットと一緒に食べるといい感じである。

本来は付け合わせのハズが、たんなる白菜スープ。



水から白菜とブロッコリーを煮込んで、塩とオレガノを入れただけ。
ホントに素朴な味。
イワシ臭くなった口を洗うためのようなもの。
ブイヨンはさすがにうんざりだからねえ。

DoaU281日目_Part2_ヴィクトワール(パン/横浜)

2009-12-06 18:06:40 | 食べ物
杖はつくものだけれど、
杖を意味するパンは抱えるものである。
フランスで買えば、それよりも60~70cmとべらぼうに長いけれど、
日本では40cmぐらいが主流、抱えても様にならないモノが多い。

嫁さんが昨日、買って来たのも40cmぐらいのもの。



ヴィクトワール
横浜ベイクォーターに入ってる、ブーランジェリーである。
ただ、いわゆるオンリーショップではなく、セレクトショップ。
有名なパン職人が作ったパンを仕入れているのである。



見た目はいい感じのバゲットである。
切ってみると、かなり目がつまっている。
いやだなあ、こういうの。

オーブントースターで軽く温める。
湘南小麦という神奈川県産の小麦を使っているのだけれど、
小麦よりも酵母が香る。
いやな見た目どおりの歯触り。
志賀勝栄のシニフィアン・シニフィエ的な感じ。
ちょっとぬちょっとしていて、苦手なのだ、こういうパンが。

そして、半分ぐらい残っている。
晩ごはんにコレを喰うのか?う~ん。

DoaU281日目_Part1_もやし炒め

2009-12-06 17:29:56 | レシピ
12/6(日)

ビタミンが豊富なわりに、日光を必要とせず栽培が楽、
そんな理由から、第二次大戦中、潜水艦でモヤシを育てていたそうだ。
潜水艦モヤシ、売ってれば、オレ、買いにいくかも。
ただ、商品として売るのは難しいかもしれない。
ならば、中華料理屋で横須賀潜水艦モヤシ炒めとかさ、
なんか商魂逞しいヤツが考えそうな気もするんだけど。

嫁さんはスコーンを焼かなければならないので、
ヒルマへ1人で向かう。

裏の階段からとことこ東工大へ侵入する。



今日はキレイに富士山が見える。
ちょっとぼへっと見て・・・る場合じゃないので進む。
東工大の本館前、イチョウがまたすごいもんだ。



落ち葉が黄色の絨毯になっている。
おもしろがって踏んづけまくるのは、大人としてどうよ。
坂を上ると、今度は異様に赤い葉をつけた低木。



木の名前を知りたいけれど、何も書かれていない。
てか、気にせずに進めよ、自分。

家に帰ると、嫁さんがスコーンと格闘中。
11時45分、ようやくキッチンが空く。
13時には届けに行きたい、そう言うので、慌てて米を研ぐ。

根をとるなんて面倒なことはしたくないので、モヤシはざっと水洗いだけ。
白菜3枚を例によって芯と葉に切り分け、芯は縦に、葉は横に切っておく。
椎茸1枚を細切りに、昨日、残ったフランクフルトは斜め切りにしておく。

ごま油をひいたふらいぱんに、乾燥ニンニクを入れて弱火に。
香りがたったら椎茸、白菜の芯を投入。



ソーセージを加えたら強火にして、ざっと炒める。



白菜の葉とモヤシを加えたら、鶏ガラスープの素を加え、
白コショウもふって、ざくざく炒める。
モヤシが透き通ってきたら完成。



ソーセージから塩分が出るだろう、それを当てにしていたけれど、
ほぼ塩は出ず・・・よく言えば優しい味、ふつーに言えばボケた味。
横須賀潜水艦もやし炒めには絶対にならない味。
塩分を必要とする潜水艦乗りが食べてそうな感じだから、
オイスターソースでもっと中華っぽく、かな?
それに溶き卵でまとめると栄養バランスもよくなりそうだ。

しかし、潜水艦って横須賀にいるのか?

DoaU280日目_Part2_朝霧ヨーグル豚 フランクフルト

2009-12-06 00:03:48 | 食べ物
体からブイヨン臭が漂うようになるんじゃね?オレ。

最近、同じようなものばっかり食べてるな、つくづく思う。
そして、またもブイヨンのお出ましである。
タマネギとニンジンを消費するためだ、しょうがない。
しかも今日のメインはコレなのだ。



朝霧ヨーグル豚 手作りフランクフルト
先週の土曜日、キミサワで買ってきてあまりにウマかったポークハム
日曜日に、もう1本買っておきましょう、そう思って行ったら、
ポークハムは売切れ。
諦めきれずに、買って来たのがこのフランクフルト。
賞味期限には2週間ぐらいあるけれど、そろそろ食べましょう。

タマネギ中1個を半分に切り、水800ccで強火で煮る。



沸騰したらブイヨン2個を入れて中火に。
ニンジン1本をしっかり洗い、縦に4等分にして鍋に放り込む。
乾燥ニンニクを砕き、黒コショウ10粒も砕いて鍋へ。
オレガノとローズマリーも加えて、再び強火で煮立たせる。



丸ごと1個を煮込んだ訳ではないので、タマネギはバラバラ。
しょうがないので、さらにくたくたになるまで煮込む。

タマネギがぼろぼろになったら、火を落としてニンジンに味を含ませる。
30分ぐらい放置したら、今度はとろ火に。
そこへ朝霧ヨーグル豚フランクフルトを投入。



沸騰させると旨味がなくなるので、沸騰させないようにする。
脂肪が透明になってきたら引き上げる。

フライパンにオリーブオイルをひいて、フランクフルトを。



弱火でじっくりと焼く。
皮が破けると旨味が逃げるので、とにかくじっくりと。



パリっと、そしてジューシー。
最初に香るスパイスはなんだろ?
塩分はちょっと強いけれど、肉の旨味がさらに濃い。
うまいぞ、朝霧ハム。



スープはタマネギの甘みとニンジンの甘みがたまらん。
しかし、またもブイヨンなのである。
タマネギなのである。
ニンジンなのである。

ブイヨン臭が漂うこと間違いなし。
ただ加齢臭よりはいい・・・かぁ?