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空白のページを埋めるように、日々のできごとあれこれつづります。

主婦こそドラッカーを学ぶべし!!

2005-09-30 14:28:52 | 幸福のヒント
見た目(身体)のアンチエイジングとして
ピラティスやフィットネスをしている私ですが、
「心のアンチエイジング」として指針にのひとつに
しているのがドラッカーの各著書です。

ドラッカー(ピーター・F・ドラッカー)といえば、
優秀なビジネスマンであれば知らない人はいない。

「経営の神様」ともよばれ、マネジメントを
発明した人として有名。
その透徹した知性は、未来社会もが見えている。
世界企業のトップが三顧の礼をもって、
ドラッカーに教えを請いにくる、というぐらい、
とにかくむちゃくちゃすごい人なのである。

ドラッカーといえば、
「経営」「マネジメント」「リーダーの条件」
「変革(イノベーション)」といった
言葉が有名なキーワードです。

こう言うと、「働いている人ならともかく、
専業主婦のワタシには関係ないわ」という声も
チラホラ聞こえてきそうですが、主婦の生活に活用すると
いろんな発見があります。

まず、「経営」。
家計の収支があっているかというのは勿論ですが、
それよりも「経営者」と「顧客」で考えるともっと面白い。
「自分が家庭を経営している」と考えると、自分は「経営者」、
夫や子供は「顧客」という関係が成り立ちます。
その観点で見たとき、自分の家庭サービスで夫(子供)は
満足しているのか? ニーズにあっているのか?と
考えると、反省点もでてくるし、家庭をいっそうよくしていく
きっかけをつかめます。

「マネジメント」はその言葉から「縛られる」という
イメージがあってイヤという方もいますが、
ドラッカーのいうマネジメントは
「その人の強みを最大限にいかして組織に貢献するようにする。」
ということです。

子育て中の方なら、子供の長所・強みをひきだして
将来、社会に貢献できる教育をしていくということが
それにあたる。
ちなみに子供がいらっしゃらない方でも「夫育て」が
ありますから~(笑)
(家人を一人前にして立派な社会貢献をしてもらうため、
私も苦労しております、ハイ)

また、きたるべき未来のリーダーとは、ということも
わかるので、子供を立派な人に育てたいと思う人は、
参考にするといいですよ。

最後に「イノベーション(変革)」。
ドラッカーの言葉に「昨日を捨てよ」という言葉があります。
日常生活にイノベーションをあてはめて考えてみると、
ひとつには「古い考え方や自分の思いこみをどんどん捨てていく」に
あてはまると思います。
いわば「心の毒出し」ですね。

めまぐるしく変化する現代社会では、昨日まで通用した考え方が
今日も通用するとは限らない。
そこを「自分はこれまでこうだったから」とゴリ押ししても
しょうがないです。
女性は、自分を変えずに、開き直ってしまうことが結構、多い。
そして気がつくと(いや、本人は気がついてない場合もあるが)
イヤ~な女(オバサン)になってしまうのである……

そうならないためにも、日々、変化を恐れず、危機があったとしても
チャンスに換えるマインドをもって過ごしていきたい。
「心のアンチエイジング」もとっても大事。

仕事で成功したい人ももちろんですが、ふだん家庭が中心の
専業主婦の方にこそ、ドラッカーはおすすめです!!
ふだんの生活にはない異質なもの(考え方)を取り入れることで、
家庭がよりいっそう発展していきますよ!!


※「ドラッカーが語るリーダーの心得」(小林薫・青春出版社)あたりが
 初めて読む人にはおすすめ。ドラッカーの格言と、それに対する説明が
 あり、読みやすいです。私も時々取り出しては繰り返し、読んでいます。



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