加わるタイミングを逃す人というのは、引き上げるタイミングもあまり上手じゃないように思います。
これも私の場合がそうですが、例えば私と誰かが話しているところに別の人がやってきて要件を話し出す。その場合、「それじゃあ、私はこれで」と言ってすばやく引き上げてくれば無駄はないわけですが、まだもう1つ話すべきことがあるという場合、帰るに帰れなくてそこで一緒になって次の話の人に加わり、あるいは話が終わるのを待ち、その人の話が終わってから元の話題に戻ってようやく用件を済ませるということがあります。
ちょうど話が脱線していたときに割って入られると、もう話は終わっているかのように思うのですが、実は重要なことが残っている場合もあります。その用件が急いで話せば3分でおわるくらいのものでも、間に人が入ってきて20分くらい待たされたりしてしまったりするわけです。
このような場合は、割り込んできた人が話し始めた時に、間髪置かず、「じゃあ、○○だけ手っ取り早く決めちゃえる?」などと言ってその方向に持って行ったり、逆に「○○のことは改めて決めます?」などと言えば、「ああそうだ、それも今決めておかなきゃ」と相手が気付き、次の人にもう少し待ってもらうということができます。
しかし、こういうのもとっさのタイミングをのがしてしまうことが多いです。
以前、何かの催しの後、夜間9時過ぎですが、帰宅が同じ方向の人と帰ろうとしていたときに、ある人がもうひとりの人に頼みごとをしてきました。それが、日本文化紹介の催しに講師としてきてくれないかというような内容だったのですが、道端に立ち止まった状態で、それができるかできないかどんなことをすればよいかなど、引き受ける引き受けないの選択を含んで内容に至るまで、延々と話し始めてしまいました。
こういうときには、「それでは私はお先に」などと言って自分だけ引き上げるのがいいのですが、その判断を誤まってしまったのです。
どっちの人とも日ごろ親しくしているだけに、「じゃあこういうのをしたらいいんじゃないですか?」などと私も加わっていろいろ提案したりしていましたが、いつになっても話は埒があきません。さらにそんなに面倒な話なら道路の片隅に立ち止まってなんかではなく、日を改めて別の時に話すとか、帰宅後に電話で話すとかしたらどうなのかと思うのでした。こんなところで話すからにはすぐに終わるだろうと最初は思っていたのです。しかし、話は一向に終わる気配も見せず、そのうち話しかけて来たひとは、もともと私ではなくもう1人に用件があったので、わたしには理解できないような内容をもう1人の人に向ってのりのりに話し始めました。それは本筋ではなくどうでもいいような別の方向に進んでいる部分もありました。この人、用件を済ませて分かれようという気がないなと私も感じ始めました。というか、私を去らせてから、本当の用件が別にあるのかもしれないとその時に初めて感じたのです。しかし、もともと一刻を争って帰宅する状況でもなく、一緒の電車で帰るつもりで20分くらい立ち話をしていたので、今さらお先にというタイミングもないまま、さらにわけのわからない話に加わったのちにやっと話が終わって帰ることになりました。帰宅するといつもよりもかなり遅い時間になっていて、あの時間はなんだったのだろうと思いました。数分間一緒に電車に乗って帰って来るために1時間も付き合わされたということでした。
こういうときには、最初から先に帰るのが無難ですね。
そっけないと思われても遠慮気味のほうがいいかもしれません。
じゃまだなと思われるよりは、残っていてもらいたかったけど、さっさと帰っちゃったと惜しまれるほうがいいでしょう。
また、人が待っていて、時間がかかりそうな場合は、先に帰っていてと声をかけることも必要だと思います。
誰もがそこにいたいわけでも、居る必要もないんですから、うまい引き際を作ってあげることも必要ですね。
これも私の場合がそうですが、例えば私と誰かが話しているところに別の人がやってきて要件を話し出す。その場合、「それじゃあ、私はこれで」と言ってすばやく引き上げてくれば無駄はないわけですが、まだもう1つ話すべきことがあるという場合、帰るに帰れなくてそこで一緒になって次の話の人に加わり、あるいは話が終わるのを待ち、その人の話が終わってから元の話題に戻ってようやく用件を済ませるということがあります。
ちょうど話が脱線していたときに割って入られると、もう話は終わっているかのように思うのですが、実は重要なことが残っている場合もあります。その用件が急いで話せば3分でおわるくらいのものでも、間に人が入ってきて20分くらい待たされたりしてしまったりするわけです。
このような場合は、割り込んできた人が話し始めた時に、間髪置かず、「じゃあ、○○だけ手っ取り早く決めちゃえる?」などと言ってその方向に持って行ったり、逆に「○○のことは改めて決めます?」などと言えば、「ああそうだ、それも今決めておかなきゃ」と相手が気付き、次の人にもう少し待ってもらうということができます。
しかし、こういうのもとっさのタイミングをのがしてしまうことが多いです。
以前、何かの催しの後、夜間9時過ぎですが、帰宅が同じ方向の人と帰ろうとしていたときに、ある人がもうひとりの人に頼みごとをしてきました。それが、日本文化紹介の催しに講師としてきてくれないかというような内容だったのですが、道端に立ち止まった状態で、それができるかできないかどんなことをすればよいかなど、引き受ける引き受けないの選択を含んで内容に至るまで、延々と話し始めてしまいました。
こういうときには、「それでは私はお先に」などと言って自分だけ引き上げるのがいいのですが、その判断を誤まってしまったのです。
どっちの人とも日ごろ親しくしているだけに、「じゃあこういうのをしたらいいんじゃないですか?」などと私も加わっていろいろ提案したりしていましたが、いつになっても話は埒があきません。さらにそんなに面倒な話なら道路の片隅に立ち止まってなんかではなく、日を改めて別の時に話すとか、帰宅後に電話で話すとかしたらどうなのかと思うのでした。こんなところで話すからにはすぐに終わるだろうと最初は思っていたのです。しかし、話は一向に終わる気配も見せず、そのうち話しかけて来たひとは、もともと私ではなくもう1人に用件があったので、わたしには理解できないような内容をもう1人の人に向ってのりのりに話し始めました。それは本筋ではなくどうでもいいような別の方向に進んでいる部分もありました。この人、用件を済ませて分かれようという気がないなと私も感じ始めました。というか、私を去らせてから、本当の用件が別にあるのかもしれないとその時に初めて感じたのです。しかし、もともと一刻を争って帰宅する状況でもなく、一緒の電車で帰るつもりで20分くらい立ち話をしていたので、今さらお先にというタイミングもないまま、さらにわけのわからない話に加わったのちにやっと話が終わって帰ることになりました。帰宅するといつもよりもかなり遅い時間になっていて、あの時間はなんだったのだろうと思いました。数分間一緒に電車に乗って帰って来るために1時間も付き合わされたということでした。
こういうときには、最初から先に帰るのが無難ですね。
そっけないと思われても遠慮気味のほうがいいかもしれません。
じゃまだなと思われるよりは、残っていてもらいたかったけど、さっさと帰っちゃったと惜しまれるほうがいいでしょう。
また、人が待っていて、時間がかかりそうな場合は、先に帰っていてと声をかけることも必要だと思います。
誰もがそこにいたいわけでも、居る必要もないんですから、うまい引き際を作ってあげることも必要ですね。