山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

必要なのは物理だ!

2006-06-25 23:47:24 | 放送大学
この2日間、放送大学面接授業で135分授業を5コマ受けてきました。
内容は、物理の実験です。
電流・電圧・抵抗・電力・温度との関係、半導体の性質、熱電対による温度測定、など、20何年も全く使っていない脳みそで大昔の理科の授業の基礎を思い出しつつ、新たな情報も取り入れました。

これが、感動もんです。
今の仕事にまさしく直結したものでした。
私がいつも読んでいる文書の多くは物理の分野そのものだったわけです。
以前は、「熱電対」なんていう言葉が出てきても意味不明でした。
「半導体」だって、導体と絶縁体の間だから半分導体の意味で半導体という、などということも認識していなかったのです。
導体である金属は温度が変化しても抵抗はあまり変わらないが、半導体は温度が低いときには絶縁体に近く、温度が上がると抵抗が大幅に下がるので、その性質を利用して温度センサなどに多く利用されているのですね。

以前、「(高校生にもわかる)センサのしくみ」という本を読んで、半導体の原子がどうのこうのということが説明されていても全然理解できませんでした。
温度が上がるにつれて、より電子が自由に動くようになるということは、抵抗が少なくなるということだから、抵抗の変化によって逆に温度がわかるわけですね。
本を読んでもわからないのは、やはり実験をしなかったからだと思います。
実験をすることによって、はじめて実感です。今ならこの本が理解できそうです。

実験なんか自分で自宅でできるものではありませんから、すごい貴重な体験です。

そして、実験で使った精密機械の中に、私がよく仕事で関わっている会社のものがあったのも感動でした。これが本物か!って感じです。私はよくその会社の似たような製品に関する文書を校正しているのですが、図面だけで実物は見たことがありませんでした。
おそらく、日常生活では絶対に見ることができないものでしょう。

この二日は、私にとっては目からうろこが落ちるような授業でしたよ。

やはり、今の自分に必要なのは、文学や芸術ではなくて、物理・化学だと思います。

これからいっぱい面接授業を受けようと思います。

しかし、夏の集中型面接授業は子どもの進学のための学校見学などにぶつかることを考えて、土日をあけておくことにして、今回は申し込みませんでした。
2学期に頑張ろう!
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