今日の「フリーター、家を買う」では、真奈美(香里奈)が誠治に、橋が好きだと話すシーンがあり、うん、そうそう、ともう共感でいっぱいだった。もう、あのセリフそのものです。橋にも色々な形がある。設計して実際に橋を架けるまでの工程を考えるとすごいなあと思わずにはいられません。
先週の道路もすごいなあと思った。自分が道路工事に携わっていたら、やっぱり自分たちが作った道路が開通するってどんなにうれしいだろうか。感無量だろうな。橋って言うのはもっとすごい。普通では渡れない川や海を渡れるようにしてしまうからだ。この世に存在している橋は、誰かが設計し、人間が架けたものだ。それは、あたりまえなんだけど、改めてすごいなと思い、感謝する。他人が架けた橋を見ても感動するから、もし自分がそういう仕事にかかわることができたら、出来上がった橋はもうたまらなくいとおしいに違いない。
私は相変わらず、府中の是政橋が好きで、あの青を勝手に「是政ブルー」と名づけました。(過去の関連記事
「是政橋のブルー」)
でも以前は、橋や道路や、土木が特に好きだと感じたことはなかった。そう思うようになったのは、最近のことで、特にクルマに乗って走り回るようになってからのことかもしれない。だから、もし男だったとしても、大学で土木を専攻しようとかは、考えなかったのではないかと思う。子どもときは、職業なんかどんなものがあるのかもよくわからず、視野が狭かったから、とても高校までに進路なんか決められなかったと思う。
実際私は、高校時代は、劇団に入ることしか考えていなかったかな。男だったら、もっと現実的な職業を考えていたかな~???
あと、橋に関して関心を持ったことというと、最近の仕事では、橋の排水設備に関する文章の誤記チェックをしたことがあります。(1~2年前のことかもしれない。)そのときに、橋脚の構造とかが出てきて、橋の上は道路になっていて、そこに雨が降ると、その道路の両側の側溝のようなところを雨水が流れ、それが、その橋脚にある、樋というか排水管といったかな?そういうところを流れて下に落ちるようになっているのです。その排水設備も、見た目がきれいだとか、水が流れやすい角度とか、何年かして老朽化した時に取り替えやすいかどうかとか、いろんな要素があって、そのため、素材や形、経費、取付け方法、耐用年数などが問題となるようでした。
こんな仕事をしているので、今まで興味のなかったことに興味を持つようになったのかもしれません。物理的にどれだけの力がかかるから、どれだけの鉄とコンクリートが必要かなど、そういう計算を緻密にして作り上げられるのもすごいですよね。
橋脚にくっつける排水管に関する書類の、誤字脱字を直したっていうのも、橋ができることにかかわっているといえるのかな?その書類に出てきたような仕組みの橋を見つけたら、あっあれだ!と思うかも知れませんね。