山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

辛いシシトウについて

2010-11-14 08:33:11 | 食べ物

前記事に、お蕎麦についていたシシトウのてんぷらが辛かったということを書いたが、その後、シシトウについて調べたところ、料理に入っているシシトウは本来辛くはなく、辛いシシトウには事情があるとのことだった。何らかの理由で辛くなってしまったシシトウが、多くのシシトウの中に、たまに混じっているのだという。

そして、シシトウにストレスがあると、辛くなるとのことである。
そのストレスとは、暑すぎたり、水が足りなかったりすることで、シシトウにとって過酷な環境である時に起きるとも言う。一瞬、今年の夏は暑かったからかな?と思ったけど、今収穫されるシシトウでは、この夏の暑さは関係なかろう。
その他には、家庭菜園で作ったシシトウは辛いことが多いそうだ。より、自然な環境で作るとそうなるということだろうか。シシトウは唐辛子の仲間だから、本来の素質が出るということかな?温室栽培の野菜は味や香りが薄いと言われるが、商品化されているシシトウはそのために、たいして特徴もないものとなり、それが普通になっているのかもしれない。となると、この店では、より自然な環境で作られた野菜を使っているのかもしれない等と思った。

私は、辛いシシトウがまずいとは思わなかった。ふつうのシシトウは、とくになんのへんてつもないような存在である。それに対して辛いシシトウには個性?存在主張?があったのだ。そして、その辛さは刺激ではあったが、悪い刺激ではなかった。お蕎麦はワサビのはずなのに、なんで唐辛子?というアタマの混乱はあったが、そのピリッとした辛さは、質の良い唐辛子という印象を受けた。それは、お店が高級だったからだろうか?

シシトウは小さいので、一口に食べてしまい、既にお腹のなかに入った後で、辛いと気づいたのだった。このシシトウがひとつではなくいくつもあったら、確かに次のシシトウを食べるのは躊躇したかもしれない。

もし、初めて食べたシシトウが辛かったら、シシトウを嫌いになっていたかもしれないし、確かに子どもが食べたら大変なことだな、と思った。

やっぱり、辛くないのが普通なんだろう。という結論であり、わざとシシトウを辛くしているわけでもないようだ。
たまたま辛かったということらしい。


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本格的蕎麦

2010-11-14 01:29:55 | 食べ物


最近、「本当の蕎麦を食べてみたい」という欲望に取りつかれていたのであるが、今日、本当の蕎麦といえるような立派な蕎麦の老舗で蕎麦を食べるに至った。

で、食べてみると意外に、確かにこだわりのお蕎麦屋さんだったけど、値段の割に、なんだこんなもんか、って言う気もしないではなかった。
私のようなものには、高級だろうと庶民的だろうと、あんまり関係ないようだ。蕎麦は何でもおいしい。だから、わざわざ高いお金を出して本格的な蕎麦をたべなくても充分に満足できるわけだ。



このお店は、石臼で蕎麦をひき、自家製のそば粉を作っているそうだ。そして、手打ち。
蕎麦の実は北海道産で、この時期すべて新蕎麦になっている。店は広く、インテリアや中庭などもきれいに整えられて高級感を醸し出している。
私には蕎麦粉が新なのか、新でないのかの味の区別はつかない。麺に腰はあった。つゆは辛すぎず甘すぎずちょうどよい。食後は蕎麦湯を足して全部飲んだ。
天ざるそばについている天ぷらは、車エビとシシトウとインゲンと海苔だった。たぶん素材が良いものなので、原価も高いに違いない。
シシトウが辛いのには驚いた。シシトウとは、本当は辛いものなのだろう。辛くないのがおかしいのかもしれない。この店のは、食べたあと、ピリッとした。わざと種を残しているのかもしれない。
ワサビは本物のワサビその物で、自分でおろしがねでおろして食べる。私はワサビが好きだ。店によってはその店のポリシーでワサビをつけないところがあるが、私はワサビがないとイヤだから、この店のワサビは嬉しかった。蕎麦にはワサビですよ。また、海苔も好きなので、海苔がたくさんかかっているのもよかった。店によっては、やはりポリシーで海苔を載せないところもあるらしい。

で、念願がかなってうれしかったのだけど、長女と二人で食べて4000円を越えたのには驚く。(てんぷら蕎麦2257円、天ざる1995円)やはりエビが高いのかもしれないが、
前菜・デザート付きのフランス料理のランチでもこのくらいの金額で食べられたりするし、刺身や天ぷらなどの和食の店の定食でも2000円くらいだせば結構なものが食べられる。「蕎麦」というのは高いものだな~と思うのであった。
ただのせいろ蕎麦だと700円台だったようだが、到底足りるものではなく、近くで食べていた女性はもう1食おかわりしていた。

まあ、これで、この秋の食の目的は達成できた。予算との関係により、高級な蕎麦をこれ以上追求はする気はない。


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