そういえば、もう一つ思い出しました。
これは、私の車は関係ないのですが、幹線道路の交差点を赤信号で止まっていたときのことです。
対向車線の向こうから救急車がこちらに向かって進んできているのが見えました。
サイレンも普通に聞こえます。
その時、歩行者用の横断歩道の信号は青で、たくさんの歩行者や自転車が横断していました。
歩行者も救急車が来たら横断を中止して進路を譲らないといけないのですが、だいたいそういう意識はなく、歩行者優先とばかりに平気で渡っている人が大部分です。
その時は交差道路の車用の信号は青で、救急車がそれほど近づいていないというのと、どこからか音は聞こえても、どこにいるのかは交差道路からは見えないのでしょう。車も走っていたのかもしれません。
そして、交差道路で右折車が曲がり始めたころに、いよいよ救急車が交差点に近づいてきました。
すると、左方向の交差道路からこちらに右折してきた車が、横断歩道の前で大きなクラクションを鳴らして進んできたので、ちょっと驚きました。
それは横断歩道を渡っている人に向かってのクラクションだったようです。その歩行者は驚いて飛びのくような感じでした。
横断歩道を渡る人にクラクションを鳴らすのか?と驚きました。
たぶん、救急車が迫ってきているので、できるだけ早く右折をしてしまいたいと思ったのでしょう。
交差点の中で救急車の進路を妨害するわけにはいかないという気持ちだったのかもしれません。
なんか、険悪な空気というか、殺伐としていた瞬間でした。
・・・
後で思ったのですが、その交差点は、おそらく右折矢印の青信号が出るしくみだったのではないかと思います。
だったら、人間の横断歩道は既に赤になっていたのでは?という疑問が残ります。
つまり、もう赤信号になっている横断歩道を歩行者が歩いていたから、車がクラクションを鳴らしたのだったら、それは仕方がないのかもしれません。
それでも、救急車が迫っていなければクラクションは鳴らさずに、歩行者が渡るのを待ってくれたのかもしれません。
その後、救急車は停止している車列を越えてきて、赤信号の交差点を進んでいきました。
救急車は慎重に周囲の車や人がいないことを確認してゆっくり進んでいきました。
you tube など見ていると、救急車がものすごい勢いで赤信号の中を進んでいって、他の車と衝突したり、人身事故を起こしたりすることもまれにあるようですが、このくらい慎重に交差点を走ってくれると安心だなと思いました。
それでも、その前にはクラクションなどの怖い雰囲気があったことが印象に残りました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます