山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。
と思っていたけど、もうそんな年齢じゃなくなってきた。

1.日本ビソーのゴンドラクレーン車(エコプロ2018)

2018-12-18 23:25:29 | 産業・技術
エコプロの見学記録を書かねば、と思います。

今年のエコプロの特徴は「社会インフラテック」という会場があったことです。

インフラという言葉はよく聞きますが、調べてみると、「インフラストラクチャー(infrastructure)」の略語でした。

インフラは、社会や生活の基盤となる構造物や仕組みのことを言い、具体的には「道路」「上下水道」「電力網」「通信施設」などであり、「教育施設」や「医療施設」などを含める場合もあるそうです。

日本は、戦後の高度成長のころに作られた構造物が、今や老朽化してしまい、それの補修や改修が、社会の重要な課題となっています。

そこで、どのようにインフラの維持管理に立ち向かっていくかという方法が展示されており、これは、昨年までのエコプロには無かったものだと思うので、なかなか興味深かったです。

とはいえ、そのような展示があるとはまるで知らず、たまたま最初に入場した入り口が、その会場だったと、後で知ったのでした。



東1ホールの入口から入っていくと、まず目を引いたのは大きなクレーン車です。

「業界初! 橋梁点検車にゴンドラ機能搭載 1台2役のゴンドラ車」



クレーン車(青)にゴンドラ(左側の黄色)がついていて、そこには人が乗ることができます。
橋の上からクレーンでゴンドラをつりさげ、橋桁や橋脚の部分に接近させ、上下して点検や作業を行うことができるそうです。

このゴンドラは、よくビルの外側の窓ふきなどをするのに使われるもので、普通はビルの上からゴンドラだけがつり下がるしくみです。
そのゴンドラをクレーン車と合体させたため、橋の上にクレーン車を止めて、位置や方向などを自由に移動させることができるものです。下へは50~60メートルも下がることができるとのこと。

そうすると、点検作業などを、ゴンドラに乗っている人間が行うことができます。

これまでは、橋の下から足場を組んで作業をしなければならなかったわけで、時間もコストもかかりました。

最近はドローンを飛ばして撮影することで、傷などを発見する方法も注目されています。しかし、人間がゴンドラに乗ってその場所まで行き、人間の目でじかに確認できるというのは、かなり便利なものですね。



このゴンドラ車は、販売はされておらず、レンタルになるそうです。タイプは2種類あります。


ネットで調べたことろ、「日本ビソー」とは、元は「日本美装工業株式会社」といい、ゴンドラでビルの外装工事などをする会社。
日本最大手のゴンドラおよび関連製品メーカーだそうです。











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