床を塗り終わったので、
ひとまずは完成かな?

こんな感じに塗ったよ。
アンバー系の黒の顔料を「上柿渋職人」に混ぜたものを2回重ね塗りしました。

近くでみると、こんな風合いです。
この写真の上の方にあるベンガラ色のは…

押入れの扉に、厚みを変えたベニアを縦に切ったのを張りました。

このように互い違いに厚みを変えました。


備え付けの本棚もベンガラ色に塗ったんです。
塗料をサンドペーパーで落としてから塗ったんだけど、
それが大変だったなぁ。
ちなみに、この本棚は本は置かずにコーヒーカップとかを置く予定です。


続いて、こちらは腰板を張った壁です。
腰板の上は珪藻土を塗りました。
右は腰板の拡大写真です。
腰板はワンバイ材を切って張りました。
塗装は、「上柿渋職人」を3回重ねた後、「上柿渋」を塗りました。
木目が見えるかな?というくらいでやめときました。
これにもアンバー系の黒の顔料が混ざってます。

腰板はこちらの方の壁にも張りました。

暖房機の回りをどうするか悩んだんだけど、

腰板を切った残りの木材が、暖房機の下にちょうど入りました。


こちらは天井です。
もともとは石膏プラスターの天井だったんだけど、
5ミリのラワンベニアをタッカーで貼り付けました。
塗装は「上柿渋」+アンバー系の黒を4回重ね塗りです。
そして、

天井と壁の境に、回り縁(ダイワ)を張りました。
これは建具と同じ色に塗装したんです。
アンバー系黒+「上柿渋」を7回重ねて木目が見えないくらいにしました。


ドアとその拡大写真です。
建具とドアの色を同じにしました。
ドアにワンバイ材を張ったのが結構疲れました。



こっちの壁には、壁一面にワンバイ材を貼り付けました。
塗装は腰板と同じ色です。
これはかなりの重労働だったし、途中でイヤになっちゃった。
でも仕上がりには、まあまあ満足です。

拡大したらこんな感じ。

珪藻土の壁も、天井も作業は疲れたけど、
やっぱり床には参りました。
ワンバイ材がもともと若干ゆがんでるから、
それをネジで補正しながらまっすぐに貼っていったんだけど、
端っこにいくと、右と左で2センチはくるってました。
作業をはじめて、ここまで丸一ヶ月と一週間くらいかかったよ。
毎日、2時間づつ毎日作業してました。
2時間づつなんだけど、
体調的にしんどくて、疲労が抜けなかったよ。
休もう、休憩しようと思いつつも、
一度作業が進んでしまうと、後にはひけないというか、
早く完成させようと必死でした。
今までの人生で何かカタチを残したものは何かあったんだろうか?
と自分の中で疑問に持ち、
それを何にするか考えた結果が自分の部屋のリフォームでした。
そして、夏の思い出として。
あと、自分がどこまで出来るか?というのもありました。
大学時代、口だけは建築のことや内装のことを、
ああだこうだと言うことはあっても、
それを実際に作業して作ったことがなかったのです。
まあ、作業は素人だからかなり手間取ったけど、
自分なりには出来たと思ってます。
この作業期間中、全てのことをなげうって、
作業を最優先させた結果、
いろんなことが後回しになっちゃったのが、
ちょっと後悔してます。
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