
韓国の小劇場劇団の芝居が見られるなんて、なんかとてもうれしい。彼らがどういう背景で、どんな活動をしているのかなんて全くわからないけど、そんなことどうでもいい。この若い劇団が海を渡って日本にやってきて、自分たちの芝居を見せてくれる。そんな機会を作ってくれたこの「はなマダン 日韓演劇祭」という企画に感謝しよう。韓国語で演じられる芝居を日本語字幕で見ることができるという贅沢もうれしい。こういう小さな芝居をきちんと正確に見せてくれる。それだけで充分満足出来る。
ただ、内容自体はあまりにたわいもなく、正直言うと見ていて退屈した。45分の中編作品2本立である。とても軽いコメディーだ。それはそれでいい。だが、あまりに単純すぎて、しんどかった。この軽さと口当たりのよさが、彼らの魅力なのかもしれないが、僕にはちょっとついていけない。話の作り方がパターンでしかなく、ちょっと見ただけで最後まで見えてしまうのもなんだかなぁ、と思う。
どちらも家族の絆をテーマにしている。企画意図はよくわかるし、その軽妙なタッチを楽しめばよいのだろう。みんなで笑いながら、相手を思いやる気持ちをしっかりと受け止め、ほんのちょっと幸せな気分になる。そうなれたなら、それだけでこの作品には充分意味がある、ということなのだろう。悪くはない、とは思うのだが、それにこういうのが好きと言う人もいると思うから、それはそれでいいとは思うのだが、僕にはしんどかった。
ただ、内容自体はあまりにたわいもなく、正直言うと見ていて退屈した。45分の中編作品2本立である。とても軽いコメディーだ。それはそれでいい。だが、あまりに単純すぎて、しんどかった。この軽さと口当たりのよさが、彼らの魅力なのかもしれないが、僕にはちょっとついていけない。話の作り方がパターンでしかなく、ちょっと見ただけで最後まで見えてしまうのもなんだかなぁ、と思う。
どちらも家族の絆をテーマにしている。企画意図はよくわかるし、その軽妙なタッチを楽しめばよいのだろう。みんなで笑いながら、相手を思いやる気持ちをしっかりと受け止め、ほんのちょっと幸せな気分になる。そうなれたなら、それだけでこの作品には充分意味がある、ということなのだろう。悪くはない、とは思うのだが、それにこういうのが好きと言う人もいると思うから、それはそれでいいとは思うのだが、僕にはしんどかった。