プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

関根潤三

2015-03-05 23:23:44 | 日記
1955年

二十四年十月三十日まだ法大の学生時代、関根が六大学選抜軍の投手としてシールズを延長13合まで苦しめ花と散った記録は知る人ぞ知る、14安打を喫したとはいえわずか4点を与えただけだった、これで一躍名をあげた。法大の先輩柚木のフォームを藤田省三氏の指導で日大三中のおりから教示されたが、体力不足が彼を「本格派」の分野からしめだしたかたち、がシュートの切れもいいし、必要な「球の伸び」に不足なく、これが関根の「技巧」に大いに役立っている。とにかく冷静、コーナー・ワークよく、柔よく剛を制す場面にしばしば接っせられる「冷静」というよい実例として、あの平和台での対西鉄戦も彼は少しも苦にしていない、「獅子殺し」の面目躍如、それにしても関根をもてあました西鉄も中日の大島に惑わなかったがここに関根と大島の「球の伸び」の差が汲みとれる。
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樽井清一

2015-03-05 22:28:34 | 日記
1955年

井野川前東映監督にいわせると「クジをひくようなもので、でるまでいいか悪いか判らないのが樽井だ」そうな、なるほど「いいてえ奴」だがこの伏兵は昨年勝星こそ5だつだが実質的によく働いた部類。西鉄がその「超軟投」に手をやいて2敗したが「獅子殺し」とまではいかなくとも「獅子の去勢」的役割は果たした。超スロー・ボールとシュートの配合でタイミングを狂わせるのが身上、米川についで東映投手団では古い樽井が今年どのような発展をみせるか、その伏兵ぶりを見守りたい。
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山口昌明

2015-03-05 22:08:13 | 日記
1962年

山口昌明投手…鹿児島実業高、右投右打、1㍍77、70㌔、昭和19年12月30日生

山口投手は鹿児島実業のワンマン投手といわれ、速球を生かした本格派投手である。
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