1963年
巨人では先に入団が内定、十六日からすでに多摩川での秋季練習に参加している駒大松村正晴選手(22)=1㍍79、75㌔、右投右打=の入団発表を、二十日午後三時から銀座西の読売新聞五回会議室で、高橋球団社長、正力副社長、佐々木代表、川上監督ら立ち会いのもとに行った。同選手は駒大の主将として活躍、二塁手で四番をつとめるなど二度にわたる駒大の優勝に貢献、堅実な守備と、シャープな打撃は東都リーグでも高く評価されていた。今春は最高殊勲選手にも選ばれたほか、ベスト・ナイン四回。大学での通算打率は二割九分、ホームラン4本。
松村選手の話 プロで果たしてどれだけやれるかわからないが自分なりに自信はもっているつもりだ。一日も早く第一線に出られるようがん張りたい。
川上監督の話 素質ある選手だから、将来はうちの中心になる選手と思う。ポジションは一応二塁をやらせる。
巨人では先に入団が内定、十六日からすでに多摩川での秋季練習に参加している駒大松村正晴選手(22)=1㍍79、75㌔、右投右打=の入団発表を、二十日午後三時から銀座西の読売新聞五回会議室で、高橋球団社長、正力副社長、佐々木代表、川上監督ら立ち会いのもとに行った。同選手は駒大の主将として活躍、二塁手で四番をつとめるなど二度にわたる駒大の優勝に貢献、堅実な守備と、シャープな打撃は東都リーグでも高く評価されていた。今春は最高殊勲選手にも選ばれたほか、ベスト・ナイン四回。大学での通算打率は二割九分、ホームラン4本。
松村選手の話 プロで果たしてどれだけやれるかわからないが自分なりに自信はもっているつもりだ。一日も早く第一線に出られるようがん張りたい。
川上監督の話 素質ある選手だから、将来はうちの中心になる選手と思う。ポジションは一応二塁をやらせる。