プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

金村清

2015-03-20 22:49:54 | 日記
1961年

金村清選手…膳所高、同志社大、二十二歳、右投右打、身長1㍍77、体重74㌔

金村選手の話 二年まで遊撃をやっていたが、三年からは三塁に回った。打順は四番で、足もチームでは速い方だ。今年の秋のシーズンは三割四分六厘でベスト・テン六位、春は三割七分八厘で第二位だった。三年のときもベスト・テンに顔を出していた。プロ入りした動機は自分ながらプロでもやれると思ったからだ。肩の方も自信がある。高校のとき臨時で投手をやったこともある。とにかくまずレギュラーになることに目標をおいてこれから努力していきたい。そのためにスロー・ボールに弱い欠点を早く直していきたいと思う。まあ一本調子の投手ならばなんとか打てるだけの自信はある。
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辻本泰直

2015-03-20 19:57:35 | 日記
1961年

大毎オリオンズに入団の内定していた近畿電電の辻本泰直遊撃手(25)=関大出=は、十三日午前十一時電話で東京の青木チーフ・マネージャーあて正式に入団の意思表示を行った。辻本選手は1㍍65、62㌔と小柄だが、社会人球界では俊足、好守の遊撃手として評判をとっていた。今夏の都市対抗大会では全鐘紡に補強されてトップを打ち、産別大会でも近畿電電の文字どおりリード・オフ・マンとして活躍した。大毎は青木チーフ・マネが早くから勧誘に乗り出し、産別大会終了後、入団の内諾を得ていた。正式入団の発表は二十三日午後千代田区有楽町の球団事務所で行われる予定。

大毎・松浦代表の話 会社の方の了解をとるため発表がのびのびになっていたが、きょうはっきり辻本君から電話をもらい正式に入団がきまった。辻本君は一口にしていえば阪神の吉田君に似たタイプの遊撃手で、実によく動く選手だ。内野の強化をはかっているうちにとっては大いにプラスとなるだろう。

大毎オリオンズでは二十二日球団事務所でかねてから入団の決定していた社会人近畿電電の辻本泰直選手(二十五歳、関大出)の正式入団の発表を行った。辻本選手は関大卒業後三十三年春に近畿電電に入社、都市対抗野球で活躍した。今夏の大会でも全鐘紡チームに補強され、これで連続四年後楽園のヒノキ舞台に出ている。ことしはベスト・ナインにも選ばれた社会人球界きっての俊足好守の遊撃手。関大先輩の青木チーフ・マネージャーが夏以降スカウトに乗り出し、獲得したもの。身長1㍍65、体重61㌔、右投右打。

辻本選手の話 プロ入りするなら大毎と考えていた。青木さんはじめ中西ら関大の先輩、同輩がいることだし、またレギュラーになる上で早道ということもあって大毎を選んだのだ。だれを目標ということなしにプロ一流の遊撃手である各選手を手本にして今後も努力していきたい。

宇野監督の話 非常に動きのいい内野手だ。ちょうど阪神の吉田、阪急の本屋敷といったタイプの選手で大毎のようなどちらかというと大ものぞろいで、従ってゲーム運びが大まかなチームにあっては彼のような小細工のきく選手はプラスとなると思っている。
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