プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

森川卓郎

2015-03-14 23:43:27 | 日記
1963年

森川卓郎投手…神奈川大、広島商高出身、1㍍72、67㌔、左投左打。

森川投手は広島商時代エースとして活躍。神奈川大でも得意のカーブとシュートを使いわけてエースにのし上がり、今夏の神宮球場での大学選手権でも2勝を上げて準決勝進出の原動力となり、慶大に敗れこそしたが好投を演じて注目を集めた。左投手を求める広島が地元の利をいかして獲得に成功したもの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

井上守

2015-03-14 23:26:47 | 日記
1961年

阪急ブレーブスでは、二十日午後一時半から市内梅田の航空ビル九階シルバーで既報の日鉄二瀬井上守投手(25)=鳥栖高出=の入団を発表した。発表には同選手の父親重雄氏と球団から木地相談役、宮田代表補佐、藤井スカウトが立ち会った。背番号は未定。同投手はノン・プロ球界の名門日鉄二瀬のエースとして都市対抗五度、産別大会に一度出場した経験がある。鳥栖高では権藤(現中日)の一年先輩で、今季広島の自由契約選手となった井投手が三年前広島入りしたあと日鉄二瀬のエースとなった。中央球界ではあまり知られていないが、恵まれた体から投げおろす速球には威力があり、本格派投手だけに阪急はその前途を大いに買っている。身長1㍍80、体重73㌔、右投げ右打ち、昭和十三年三月三十日生まれ。

井上投手の話 自分の実力をためす意味で阪急に入った。藤井さんも熱心に勧誘してくださった。阪急に魅力を感じたのはピッチング・スタッフがそろっているからだ。目標としては一日も早くそのスタッフに食い込むことだ。ノン・プロとプロとでは、スピードの点でも大分違うかと思うが自信はある。皆さんの期待にこたえるようがん張りたい。

阪急藤井スカウトの話 中日東映もねらっていたようだ。本格派投手だけに来シーズンからすぐ戦力になると思う。井上君の魅力はボールが速いことと、制球力があることだ。九州地区では、西鉄に入った田中勉、広島に入った池田と比肩する好投手だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒川巌

2015-03-14 23:08:23 | 日記
1961年

国鉄ではさきに天王寺鉄道局の吹田俊明、東映の鈴木皖武両投手の入団を決定したが、清峰伸銅の荒川巌投手(18)=会津工、1㍍74、68㌔、右投右打=獲得にも乗り出し、現在交渉中。同投手は清峰伸銅のエースとして活躍、今夏の予選で惜しくも常盤炭鉱に敗れたが、サイドから繰り出す直球は速く、シュートもいい。

荒川投手の話 産別の予選が終ったころ国鉄の西垣さんから話がありました。いまのところもう一年会社に残って、来年の夏が終わってからいこうかと思っていますが、両親はプロ入りに賛成なので迷っています。遅くとも今年中には国鉄にお世話になるか、会社に残るかを決めようと思っています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長南恒夫

2015-03-14 22:55:42 | 日記
1961年

東映フライヤーズでは、このほど永幸工場(埼玉県川口市)の長南恒夫投手(21)と正式に入団の契約をかわした。長南投手は1㍍84、75㌔で左投左打、三十三年千葉県安房水産高から永幸工場に入社、一昨年あたりから頭角を現わし、その速球とコントロールが買われて昨年すでに大洋、大毎、中日、東映、近鉄、巨人の6球団がマークしていたが、永幸工場の鈴木圭一郎監督が東映出身であるところから、東映は鈴木監督とバッテリーを組んでいた宮沢スカウト(投手)が食い込み、長南獲得に成功したもの。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米田敏美

2015-03-14 22:46:08 | 日記
1962年

西鉄ライオンズは14日秋田市で秋田県立十和田高野球部の米田敏美投手(18)と契約したと発表した。米田選手は今夏の高校野球秋田県予選準々決勝の能代高戦で延長十八回を完投。速球とシュートに威力があり、プロでは大洋、社会人野球では日石カルテックスなどから勧誘されていた。身長1㍍76、体重68㌔、右投右打。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鈴木五朗

2015-03-14 22:32:14 | 日記
1961年

西鉄ライオンズ宇高スカウトは二十一日仙台市で仙台工、鈴木五朗内野手(18)の入団発表をしたが、鈴木選手は仙台市宮城野クリーニング業勝吉さん(57)の五男で八人兄弟の七人目。中学時代から野球をはじめランニング、柔道、三段とびなどスポーツの万能選手、土木技士になろうと仙台工業高校土木科に入学したが、一年生から内野手のレギュラーになり、打っては四番で豪快な強打を放ち目立った。西鉄、巨人、大洋の三球団からさかんなスカウト合戦をうけたが、本人の希望で西鉄入りがきまった。身長1㍍78、体重79㌔、右投右打。

鈴木五朗選手の話 私としては巨人も大洋も好きなチームですが、西鉄は自分の気性にあったチームだと思い、西鉄入りを決めました。プロに入ってからは一生懸命やります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松崎勝志

2015-03-14 22:24:13 | 日記
1962年

阪急ブレーブスでは九日午後一時から大阪北区梅田の航空ビル内球団事務所で日大一高の松崎勝志(18)一塁手の入団を発表した。同選手は身長1㍍81、体重75㌔、左投左打で、今夏来日したハワイ選抜高校チームとの対戦で、全東京高校チームの四番打者をつとめるなど東京球界では強打者として知られていた。高校三年間の通算打率は三割二分。

松崎選手の話 東映のほか二、三の球団から話はあったが、前からボクとしては阪急が好きでした。先輩に坂本さんなどもおられ、心強いのできめました。ぼくとしては一日も早く一軍に入り、中田さんのようなスラッガーになりたいです。

岡野専務の話 今度滝田君を出し、左打者は岡本君もいるが、負傷が多い選手だから、球団としては定着した左打者の一塁手がぜひほしかった。それだけに松崎君には期待をかけていますよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金本秀夫

2015-03-14 22:09:35 | 日記
1961年

阪急ではこのほど米子工高の金本秀夫投手(18)=1㍍80、75㌔、右投右打=の入団が決定した。近日中に発表される。同選手は中央大会に出場していないので無名だが、上手投げでスピード・ボールが武器の本格派投手。球団では第二の米田と期待している。

宮田代表補佐の話 はっきり決定したわけではないが、交渉がスムーズに進んでいるらしいので入団してもらえると思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妹尾幸一

2015-03-14 22:04:06 | 日記
1962年

南海ホークスでは十日、妹尾幸一投手(18歳)=徳島商高出身、右投右打、身長1㍍82、体重76㌔=のテストを行った結果採用が決定、正式契約した。同選手は徳島商高在学中、一年生時代は一塁手、三年生からその強肩を生かして投手に転向していた。テストを見た鶴岡監督、中原コーチの一致した意見は「上背があって、スピードがある」ということで採用が決定したもの。また同投手と同郷のよしみでテストをした岩瀬常務は「技術的な点はともかく、根性があり有望」と語っていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒木和成

2015-03-14 21:55:07 | 日記
1962年

近鉄バファローでは二十七日午後三時からアベノの同球団事務所で大分日田高二年中退の荒木和成投手(18)=身長1㍍73、体重64㌔右投げ右打ち=の入団を正式に発表した。なお荒木投手の背番号は67。荒木投手は上手からの速球とドロップが武器。中九州地区では好投手と騒がれていた。今夏の地方予選ではさきに中日入りした門岡投手をようする高田高に敗れたが、昨秋の九州大会予選、今春の招待試合では高田高に勝ち、成績は2勝1敗。荒木投手はまだ二年在学中だがプロ球界にあこがれ、十一月はじめ藤井寺球場でテストを受けた。その結果別当監督が将来性ありと認めたので学校を中退、今度の入団の運びとなったもの。

永江球団社長の話 別当監督立ち会いでテストした結果、将来性があるというので入団してもらうことになった。すぐとはいかないが、近い将来投手陣の一角をになってもらうようになってもらいたい。

荒木投手の話 学校の方はすでに中退しました。別当監督が好きで近鉄でお世話になることになりましたが、これまで投げあってきた門岡君に負けないようにがん張ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

松久保満

2015-03-14 21:47:23 | 日記
1961年

大洋ホエールズでは、このほど今春の選抜高校野球大会に出場した明星高の松久保満遊撃手(18)=1㍍79、74㌔、右投右打=の獲得に成功、近日中に正式契約を行うことになった。松久保選手は今春の選抜大会に出場した当時は明星高の主将として活躍、軽快なフィールディングとともに、その強肩ぶりは大阪高校球界の第一人者とされていた。また、昨秋までは捕球に今一歩の難が見受けられたが、今春の選抜出場を機にあざやかな球さばきを見せるようになり、注目を集めていた。一時同大進学を希望していたため大洋としても半ばあきらめていたが、最近になって本人が「野球をやる以上はプロでやってみたい」とプロ入りに踏み切ったもの。

松久保選手の話 同級生のものと一緒に進学するつもりでいたのですが、勉学には自信がもてませんのでプロ入りを決意しました。大洋のほか二、三の球団から誘ってくれたのですが、大洋のチーム・カラーに魅力を感じていますので大洋にしました。

父辰蔵氏の話 進学を希望していたが、大洋さんが熱心に誘ってくれましたので、思い切ってプロで働かせることに決めました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする