プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

別部捷夫

2015-03-25 07:13:51 | 日記
1962年

今秋はじめて四番打者に抜てきされ明大のAクラス進出に大きく貢献している。今秋の打率は明大に入学して最高のもので、42打数12安打、打率2割8分6厘(15位)シーズンはじめは辻の故障欠場があって、鳴門高での経験をかわれてマスクをかぶった。鳴門時代は大型捕手として注目されていたが、明大に進学してからは辻捕手がいたため、打力を生かして外野に転向、代打専門として二年生の春神宮にデビューした。待望のレギュラーを獲得したのは三年生の春のことだった。そのシーズンはクリン・アップ・トリオに名を連らね、明大を完全優勝にまで引っ張っていった。翌シーズンは33打数5安打、1割5分2厘(37位)と不振にあえいだが、開幕カードの対東大戦で長田投手から痛烈なホーマーを奪い、長距離打者の片りんを十分うかがわせた。レギュラーになって以来の通算打率は158打数33安打で2割1分1厘と少し物足りないが、持前の負けん気の強さで、チャンスにはしばしば好打をみせている。明大合宿では「キヨシ」の愛称で通用したが、これは顔形が喜劇俳優渥美清に似ているからだそうだ。趣味は散策

別部選手の話 プロに入るつもりはなかったが、六月の韓国遠征で7ホーマーを打ち自信がついた。オープン戦しかみたことがないのでプロの力はわからない。しかし徳武さん、杉本さん、丸山さんら先輩の活躍をみると自分も一度やってみたい気持ちにかられた。とにかく一生懸命やるだけです。

浜崎監督の話 打てない国鉄といわれるのでバッティングのいいのを集めているわけだ。来シーズンは研修制度ですぐ戦力になるとはいえないが、将来の国鉄の中心打者になってもらわねばならない。
コメント
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