1963年
大毎オリオンズでは十九日午後一時から、大阪市北区堂島の毎日会館内大毎球団事務所で江口晴造投手(21歳、185㌢、73㌔、左投左打、背番号未定)の入団を発表した。京都桃山高を二年で中退、以後今年の五月までノンプロ積水化学で投げていた。しかし積水時代も竹村、伊藤両エースのカゲにかくれて、登板の機会はなく、無名の選手だった。青木チーフ・スカウトが江口投手の素質を認めたのは、同投手が高校に入学した当時だったが、最近近鉄、東映が誘ったため、一気に契約にこぎつけたものである。
江口投手の話 小野投手は同じ左であるので目標にします。いまは指導者からいわれるままに下半身の鍛錬に全力を上げています。階段を登ったりしましてね。大毎の試合は時たまテレビで見る程度でしたが、チーム・カラーが好きです。一生けんめいがんばりたいと思っています。
大毎オリオンズでは十九日午後一時から、大阪市北区堂島の毎日会館内大毎球団事務所で江口晴造投手(21歳、185㌢、73㌔、左投左打、背番号未定)の入団を発表した。京都桃山高を二年で中退、以後今年の五月までノンプロ積水化学で投げていた。しかし積水時代も竹村、伊藤両エースのカゲにかくれて、登板の機会はなく、無名の選手だった。青木チーフ・スカウトが江口投手の素質を認めたのは、同投手が高校に入学した当時だったが、最近近鉄、東映が誘ったため、一気に契約にこぎつけたものである。
江口投手の話 小野投手は同じ左であるので目標にします。いまは指導者からいわれるままに下半身の鍛錬に全力を上げています。階段を登ったりしましてね。大毎の試合は時たまテレビで見る程度でしたが、チーム・カラーが好きです。一生けんめいがんばりたいと思っています。