プロ野球 OB投手資料ブログ

昔の投手の情報を書きたいと思ってます

篠原良昭

2015-03-15 08:37:54 | 日記
1961年

大毎オリオンズでは十八日東京有楽町の球団事務所で篠原良昭遊撃手(18)=鹿児島商、1㍍70、68㌔右投右打=の入団が決定したと発表した。同選手は今シーズン、ホームラン11本を放ち、鹿児島県下きっての強打者といわれていたほか、百㍍を11秒8で走る俊足の持ち主。巨人、阪急、近鉄からもさそわれていたが、青木スカウトの熱心な交渉が実って大毎入りとなったもの。
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後藤忠弘

2015-03-15 02:33:11 | 日記
1961年

近鉄バファローでは近大後藤忠弘外野手(22)=身長1㍍77、体重74㌔、右投右打=と正式契約を終えた旨、二十五日午後三時から阿倍野の同球団事務所で永江球団社長、別当監督立ち会いで発表した。近鉄における新人補強は、この後藤選手が第一号である。後藤選手は新宮高時代前岡の二年後輩、三十、三十一年夏、三十二年春の甲子園大会に中心打者として出場、卒業後明電舎を経て近大に入学、三十三年秋からレギュラーになり、三十四年秋から今秋まで5シーズン連続ベスト・ナインに選ばれた逸材。三十五年秋には四割二分で首位打者になった。大学時代の通算ホームランは8本というスラッガー。昭和十四年七月十五日生まれ、背番号は未定。

別当監督の話 後藤君は馬力もあり足も速い。ライト打ちもなかなかうまく、これという欠点のない選手だ。あとはうまく育ってくれるかどうかだ。

後藤選手の話 広島、大洋からもさそいがありましたが、近鉄を選んだ理由は地元チームということと、近鉄には先輩の谷野さんがいることからです。とにかく一生懸命やり、早く第一線に出られるようにがん張ります。
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上野山猛士

2015-03-15 02:10:34 | 日記
1961年

打撃陣の強化をはかっている広島カープではこのほど和歌山県箕島高の四番打者、上野山猛士中堅手(18)の獲得に成功した。正式入団発表は近く広島の球団事務所で行われる。同選手は中央大会に出場していないが、阪神の山本康投手の後輩で和歌山県では№1打者に数えられている。長打力のあるスケールの大きい打者である。二年生夏から四番打者、本塁打は8本、三塁打は12本、二塁打は20本放ち、通算打率は三割二分。ドロップに甘いが、外角球を右翼に打ち分ける器用さもある。強肩で足も速い。好打者である。1㍍80、75㌔、右投右打。

吉川監督の話 私は箕島高の前に県和商で阪神の四番を打っている藤本の面倒を見てきたが上野山は藤本と同じようなタイプで、実力も似ている。藤本より長打力はあると思うのでプロで十分に通用するだろうと思っている。長打の時のライナーはものすごい速い球速だ。チームの空気になれるとかならず大物になる選手だと見ている。
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岩瀬光時

2015-03-15 01:08:08 | 日記
1961年

享栄商の岩瀬光時投手(18)は、六日名古屋市中区西川端町の中日ドラゴンズ事務所で松田同球団常務立ち会いのもとに中日ドラゴンズと正式契約を結んだ。同選手は身長1㍍80、体重71㌔という恵まれた体格の持ち主で左投げの本格派投手である。また同選手は投手のかたわら一塁、外野をもこなし、打ってもシャープな左打者として定評があり、今夏の県予選などでは打率三割七分の好打率をマークするなど文字どおりの万能選手である。

松田球団常務の話 投手としても打者としてもよい素質をもっている。どちらにするのかは監督が決めることであるので…。とにかく将来性のある選手だから大いに期待している。

岩瀬投手の話 プロ野球は直接みたことがないのでわからないが、高校と比べるとスピード、スケールの点でケタ違いだと思う。プロでやれるかどうかはわからないが、入った以上全力をつくし、第一線で働けるようになりたい。自分としてははじめは投手として進みたいと思っている。
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安田永輝

2015-03-15 00:27:13 | 日記
1961年

安田永輝選手…神戸商、1㍍75、72㌔、右投右打

大毎オリオンズでは内野陣の強化に懸命となっているが、このほど神戸商の安田永輝遊撃手(18)の獲得に成功した。安田選手は中央大会には一度も出場したことがなく、中央では全く無名に近い選手だが、シャープなバッティングとともに、その堅守ぶりは兵庫県下では定評があった。
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吉成昭三

2015-03-15 00:20:44 | 日記
1963年

巨人はこのほど秋田商工吉成昭三投手(17)=1㍍75、66㌔、右投右打=の入団を決めた。同投手は全国大会の経験はないが、本格派の投手で秋田商工のエースとして活躍、八月上旬多摩川でのテストの結果合格して、巨人入りとなったもの。なお同選手は三十九年度の契約選手として正式契約はシーズン終了後行われる。

佐々木代表の話 テストの結果、川上監督はじめ首脳陣がいい素質をもっているということだった。本人も巨人入りを希望していたし、近い将来立派な投手になってくれるだろう。
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西条勝男

2015-03-15 00:09:20 | 日記
1961年

西条勝男外野手…岩手県盛高校、身長1㍍80、体重77㌔、右投右打。

西条選手は盛高校の四番打者、長打力があり、足も速く、肩もいい。一年生のときから岩手県下高校生のベスト・9に選ばれた逸材である。高校時代の通算290打数、115安打、二塁打32、三塁打20、本塁打5、打率三割九分七厘、近鉄のほか大洋、国鉄その他ノンプロからも勧誘を受けていたが、西条選手は別当監督をしたって近鉄入りした。

西条選手の話 投手をしたこともありますが、中堅手が定位置です。プロ野球はテレビでみただけです。そのテレビをみて、一度プロへ入ってみたいと思いました。プロでやっていけるという自信があってのことではなく、とにかくプロ選手になってみたかったのです。
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森川卓郎

2015-03-14 23:43:27 | 日記
1963年

森川卓郎投手…神奈川大、広島商高出身、1㍍72、67㌔、左投左打。

森川投手は広島商時代エースとして活躍。神奈川大でも得意のカーブとシュートを使いわけてエースにのし上がり、今夏の神宮球場での大学選手権でも2勝を上げて準決勝進出の原動力となり、慶大に敗れこそしたが好投を演じて注目を集めた。左投手を求める広島が地元の利をいかして獲得に成功したもの。
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井上守

2015-03-14 23:26:47 | 日記
1961年

阪急ブレーブスでは、二十日午後一時半から市内梅田の航空ビル九階シルバーで既報の日鉄二瀬井上守投手(25)=鳥栖高出=の入団を発表した。発表には同選手の父親重雄氏と球団から木地相談役、宮田代表補佐、藤井スカウトが立ち会った。背番号は未定。同投手はノン・プロ球界の名門日鉄二瀬のエースとして都市対抗五度、産別大会に一度出場した経験がある。鳥栖高では権藤(現中日)の一年先輩で、今季広島の自由契約選手となった井投手が三年前広島入りしたあと日鉄二瀬のエースとなった。中央球界ではあまり知られていないが、恵まれた体から投げおろす速球には威力があり、本格派投手だけに阪急はその前途を大いに買っている。身長1㍍80、体重73㌔、右投げ右打ち、昭和十三年三月三十日生まれ。

井上投手の話 自分の実力をためす意味で阪急に入った。藤井さんも熱心に勧誘してくださった。阪急に魅力を感じたのはピッチング・スタッフがそろっているからだ。目標としては一日も早くそのスタッフに食い込むことだ。ノン・プロとプロとでは、スピードの点でも大分違うかと思うが自信はある。皆さんの期待にこたえるようがん張りたい。

阪急藤井スカウトの話 中日東映もねらっていたようだ。本格派投手だけに来シーズンからすぐ戦力になると思う。井上君の魅力はボールが速いことと、制球力があることだ。九州地区では、西鉄に入った田中勉、広島に入った池田と比肩する好投手だ。
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荒川巌

2015-03-14 23:08:23 | 日記
1961年

国鉄ではさきに天王寺鉄道局の吹田俊明、東映の鈴木皖武両投手の入団を決定したが、清峰伸銅の荒川巌投手(18)=会津工、1㍍74、68㌔、右投右打=獲得にも乗り出し、現在交渉中。同投手は清峰伸銅のエースとして活躍、今夏の予選で惜しくも常盤炭鉱に敗れたが、サイドから繰り出す直球は速く、シュートもいい。

荒川投手の話 産別の予選が終ったころ国鉄の西垣さんから話がありました。いまのところもう一年会社に残って、来年の夏が終わってからいこうかと思っていますが、両親はプロ入りに賛成なので迷っています。遅くとも今年中には国鉄にお世話になるか、会社に残るかを決めようと思っています。
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長南恒夫

2015-03-14 22:55:42 | 日記
1961年

東映フライヤーズでは、このほど永幸工場(埼玉県川口市)の長南恒夫投手(21)と正式に入団の契約をかわした。長南投手は1㍍84、75㌔で左投左打、三十三年千葉県安房水産高から永幸工場に入社、一昨年あたりから頭角を現わし、その速球とコントロールが買われて昨年すでに大洋、大毎、中日、東映、近鉄、巨人の6球団がマークしていたが、永幸工場の鈴木圭一郎監督が東映出身であるところから、東映は鈴木監督とバッテリーを組んでいた宮沢スカウト(投手)が食い込み、長南獲得に成功したもの。
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米田敏美

2015-03-14 22:46:08 | 日記
1962年

西鉄ライオンズは14日秋田市で秋田県立十和田高野球部の米田敏美投手(18)と契約したと発表した。米田選手は今夏の高校野球秋田県予選準々決勝の能代高戦で延長十八回を完投。速球とシュートに威力があり、プロでは大洋、社会人野球では日石カルテックスなどから勧誘されていた。身長1㍍76、体重68㌔、右投右打。
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鈴木五朗

2015-03-14 22:32:14 | 日記
1961年

西鉄ライオンズ宇高スカウトは二十一日仙台市で仙台工、鈴木五朗内野手(18)の入団発表をしたが、鈴木選手は仙台市宮城野クリーニング業勝吉さん(57)の五男で八人兄弟の七人目。中学時代から野球をはじめランニング、柔道、三段とびなどスポーツの万能選手、土木技士になろうと仙台工業高校土木科に入学したが、一年生から内野手のレギュラーになり、打っては四番で豪快な強打を放ち目立った。西鉄、巨人、大洋の三球団からさかんなスカウト合戦をうけたが、本人の希望で西鉄入りがきまった。身長1㍍78、体重79㌔、右投右打。

鈴木五朗選手の話 私としては巨人も大洋も好きなチームですが、西鉄は自分の気性にあったチームだと思い、西鉄入りを決めました。プロに入ってからは一生懸命やります。
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松崎勝志

2015-03-14 22:24:13 | 日記
1962年

阪急ブレーブスでは九日午後一時から大阪北区梅田の航空ビル内球団事務所で日大一高の松崎勝志(18)一塁手の入団を発表した。同選手は身長1㍍81、体重75㌔、左投左打で、今夏来日したハワイ選抜高校チームとの対戦で、全東京高校チームの四番打者をつとめるなど東京球界では強打者として知られていた。高校三年間の通算打率は三割二分。

松崎選手の話 東映のほか二、三の球団から話はあったが、前からボクとしては阪急が好きでした。先輩に坂本さんなどもおられ、心強いのできめました。ぼくとしては一日も早く一軍に入り、中田さんのようなスラッガーになりたいです。

岡野専務の話 今度滝田君を出し、左打者は岡本君もいるが、負傷が多い選手だから、球団としては定着した左打者の一塁手がぜひほしかった。それだけに松崎君には期待をかけていますよ。
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金本秀夫

2015-03-14 22:09:35 | 日記
1961年

阪急ではこのほど米子工高の金本秀夫投手(18)=1㍍80、75㌔、右投右打=の入団が決定した。近日中に発表される。同選手は中央大会に出場していないので無名だが、上手投げでスピード・ボールが武器の本格派投手。球団では第二の米田と期待している。

宮田代表補佐の話 はっきり決定したわけではないが、交渉がスムーズに進んでいるらしいので入団してもらえると思う。
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