goo

エチオピアモカ・シダモのテスト焙煎

商品番号:C-151


シダモの仕入れは8種類目になります。さて今回のシダモの味はどんなだろうか。テスト焙煎をしましたので感想をお伝え致します。


浅炒り

軽い若草のような香り、喉越しが良く、穏やかな味わいで後味はとても柔らかです。酸味は少ないと思います。

中炒り

口当たり良く、きめの柔らかなコクが広がります。エチオピアモカでは、今月の豆もモカなので比較することが出来ます。今月のご紹介豆よりもシダモの方が軽やかになります。味を見てみた後感じることは、コーヒー豆は種類の数ほど味の違いがありうまさもあるってことを強く感じました。行き着くところ、もう何十年もシダモの豆を仕入れて味を見ていますが、やはりシダモはシダモの味のバランスだなって印象を持っています。

モカといわれるすべての豆の味を知っているわけではありませんが、出来るだけ多くの豆の味を体験していきたいと考えています。仕入れの記録メモを見てみましたら、エチオピアモカ・シダモは2年ぶりの仕入れでした。コーヒー豆が商社や市場に出てくるときは、いつもコンスタントな状態ではないと思います。仕入れられる商社の方や仲介会社や生産者などの方たちの状況によって変わってくるものだと考えます。そういった市場の変化をぼんやり見ている自分ですが、自然と豆の仕入れを活発にさせる時期があります。そんな自分の、何かに後押しされるような行動によって品揃えをした時期というのは、十年に一度か二度ぐらいかなって思います。ちょうど今がその時期になっています。もう仕入れはこれで十分と考えて、品揃えに変化をつけないでいることを実践されている方もいらっしゃいますが、僕は出来ない性分です。コーヒー豆は農作物で毎回同じものが出来上がることはありません。ブレンドを作る場合でも同じ豆を同じ配合にしても同じ味になることはありえません。同じものを作り上げることを目標にしていますが、なかなかそうは行かないところが難しい。でも、いろんな豆をブレンドして出来る自分だけの味は、とても楽しいものです。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )