降りみ降らずみの 空模様
雨のことばを 古語から拾った。 雨の表現も 味がある。 想像するのも 愉しいことだ。
軒の糸水 聴きながし
降り暮らす 七変化
すべてのものに しめじめと
天水 (アマツミズ・テンスイ)
体内にも 浸みてくる
小雨サアメ 小糠雨
雨霧 …
突然の 鉄砲雨
大きな雨粒・・・
-☆-
青時雨くもり鏡を拭いてをり 秀則
(くもり鏡だけでなく 曇り空も 清めていると思えた)
雨上がり… かがよふ雫に見とれ、 消えんとする珠、 みどりの滴り。
木々に降る雨は、 しばらく溜まっている。 その下を通りかかると、 ばさっと落ちて。 青時雨に思わず頚をすくめている、 こころをかし。
思えば… 雨が好き、 こんなに書いた。
雨のつく字 青梅雨 虎が雨! 雨の音!
雨のいろ! 雨のたのしみ!! 雨の匂い
束の間の 雨宿りを。 お急ぎでなければ…
「みやび」の要素のうち、言葉がもっとも重要とされてきた伝統をあらためて思います。
写真の花はアロエでしょうか。猫が入ってくるのを嫌った母が、樫の生垣の足許に植えていた肉厚のサボテン様の植物に今の季節よく似た花が着きます。
103才の母から譲られて、手を掛けないのに毎年花をつけ、だいぶ増えてきました。サボテンらしくない繊細さが好きです。種類を調べていますので少々お待ちください。アロエでは、なさそうです。
梅の雨… こちらは本日、中休みです。
boa!さん 傘をお忘れになりませんように。
どうぞお気をつけてお帰りください。
NETのおかげで判ったのですが、これはサボテンではなく、アロエで綾錦といいます。
アロエだけでも400か 細かく言ったら500種類もあるそうで、びっくりしました。
おたくの花も きっとアロエですね。棘があるのは皆サボテンなどと、いい加減な思い込みでした。