ドアの向こう

日々のメモ書き 

小楢の実

2009-09-07 | 自然や花など

  台風が来ても、 小楢は元気に育っていました。

    写真で 分かるでしょうか

  

    

     風に飛ばされたか  葉付きのまま下に落ちている。
       まだ若いドングリを石のうえに集め 記念撮影。 

 

         

  これまで、 コナラを取りあげるとアクセスがUPして。
   万葉を学ぶ方が 増えたのでしょう

      過去記事は こちら

                   -☆- 

  秋風が吹き始めても穂がみえなかった公園の薄、 株の裏へまわってみると大らかにやさしくそよいでいました。 でも 大株にこれだけとは 余りに少ない。
 
  花茫ハナススキ  屋根を葺く茅 或いは  狐の尾でしょうか 
  これから銀色に変わっていく。  万葉の花

    

      花薄風のもつれは風が解く       蓼汀
      壺にさしてすぐに風そふ茫かな     夕爾
 
  薄の原に分けいる旅  いつかかなえたい。
  

   

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もう… いいよ

2009-09-06 | 夢見鳥

  萩の傍らには 必ずといってよいほど黄蝶がいる。

   よく見ると 顔も頭も黄色かった。

 

  別所から帰るとき出会ったクロアゲハ
  行く手の植えこみの奥へと降りるのが見えたので、 自転車を転がしながらそっと近づく。 いるいる 羽根の一部が見えてるぞ。
  緑に紛れて気づかれずにすんだ。 片手にハンドル 片手にカメラ。 無理な姿勢で、 しばらく撮した。
 
  蝶はまったく気づかぬ風で、 「もういいよ…」 呆れ顔で言ってみても、 こちらへ何度も寄ってくるじゃない。 蝶は蜜に夢中で、 服にまで留まりそうな勢いだ。
 上は生成りのカーディガン、 スカートは黒地にこまかな模様がはいってる。 これが幸い目くらましになった。 
 翡翠を撮したときも 服は黒っぽかったな

  愛くるしい瞳が印象的。 一文字セセリの大きな眼は 濡れたように光った。

 

 

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万葉の花

2009-09-03 | 自然や花など

   公園の萩   控えの薄に穂は未だ見えなかった

 

 通りのお宅に  撫子が咲いて
  花びらを 細くきれいに裂いたのは だれ?

    葛の花  女郎花

  (追記) 09-9-14 

  

    園芸店でようやく出逢った藤袴…   小さな虫が留まってる
 
   秋の七草のうちで 香りの高い花。
    香草、香水蘭、古くは「あららぎ」 という。 
    古歌に蘭(ラニ)と言ったのは藤袴である  (山本健吉)

    うつろへる 程似た色や藤袴        北枝
    藤袴白し たそがれ野を出づる       鷹女

     常緑高木 「一位」 にも アララギの名が。
      藤袴のお客は マダラガ科 タケノホソクロバ
          マダラガ科には ホタルガもいる

    

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日除け

2009-09-01 | 自然や花など

  

  校庭に影を落とす苦瓜、 ゴーヤ。 母は、蔓茘枝 ツルレイシと呼んでいた。
  緑の壁は高さ10メートル以上もありそうだ。 目隠し、日除け、日覆(ヒオオイ)
  熟れた実はオレンジ色で、 いくつかは溶岩のように崩れている (上木崎)

     

  散歩をしていると 育てている家が多いことに気づく。 エコ対策だ。
  窓辺やテラスにミドリの日除けが、ほの暗さと静けさを演出している。
  朝顔のカーテン、 胡瓜やヘチマの青簾 

     二つ吊りし簾の透間花柘榴          虚子
     こころふとかよへり風の青すだれ       夕爾

               -☆-


    高台の大樹は   何の木でしょう     (北宿で)    

      

 
    実は 野葡萄くらいの大きさで  色まで似ています。

      

 

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