ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

ドラマ「一瞬の風になれ」

2008-03-01 20:11:56 | TVドラマ
「一瞬の風になれ」がドラマ化

大好きな小説のドラマ化ということ以外にも、元NEWSの内博貴の復帰(別に彼のファンではありませんが、酒の失敗には寛大な私です。)、谷村美月、福田沙紀の平成生まれの女優がヒロイン、と話題性もあり、かなり楽しみにしてました。
反面、がっかりすることほぼ間違いなし、見るのがコワイ、という気持ちもこれあり。
でも、、、
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ!」(碇シンジ風)
結局四夜連続で見た上に、ビデオまで撮ってしまいました。

予想にたがわず、突っ込みどころ満載のかなり微妙な作品。
やっぱり、ランナーとして言わせていただければ、「高校の陸部の話なんだから、もう少しちゃんと走ってよ。」
特にひどかったのが、入江と谷口若菜の長距離陣。
苦しいのに頑張って走ってるという演出なんでしょうか、でもあれじゃ単なる運動不足の若者にしか見えません。
あれで3000m11分台とか言われてもねー。あれじゃ20分近くはかかると思います。
「チルソクの夏」の上野樹里、TV版「セカチュー」の綾瀬はるか、先輩の女優たちは、見事に走ってましたよ。
関西テレビも、ランニング指導くらい付ければよかったのに。付けたのかな、あれでも。

大体45分×4話じゃ無理ですよね。
どうせなら1クール1時間枠でやって欲しかった。
そもそもが、この話は、新二や連たちの成長物語なわけで、その辺が、ちゃんと表現できてなかった。
その割には、原作にない、どうでも良いエピソードが挿んであったり。
最大の見せ場の一つは、都大会を決めて新二に飛びつく若菜、あのシーンは、もっと盛り上げてどーんとやって欲しかった。

でも、まあ、それなりに感動はしました。
谷口美月の鳥沢圭子、脇役なんですけど、良かったです。走りもまあまあだし、最後のレースが終わって「悔いなんかない。」と言いながら涙を流す彼女は文句なくカワイイ。
彼女はきっと長澤まさみとかを越す女優さんになると思う。

ということで、もしビデオをご覧になりたいという方がいれば、ご一報ください。
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