ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

予想不測な大規模停電?

2011-03-17 21:28:59 | 震災・ボランティア
政府から、「今日、予想不測の大規模停電が起こる可能性あり」との発表、それを受けて、親会社から「仕事を切り上げて、早めの帰宅」の指示。
と、同時に、お客さまのデータベース・サーバーをお預けしてあるサイトも停電になるかもとの連絡。
ひぇ~、UPS(無停電電源装置)完備でも、想定外の大規模停電には役に立たないのか。
ユーザーにシステム停止のお知らせをして社員は帰宅、インフラ担当社員のみ残ってシステムのシャットダウン作業、そして明日朝の立ち上げ時の打ち合わせ。
まあ、私に何が出来るわけではないんですけど、一緒に残ってたので、終わったときには定刻を過ぎていました。

渋谷に向かう歩行者の波、こりゃ、もう電車に乗れないかもしれないな。
いざというときに備えて、シューズ、着替え、ハセツネで使ったヘッドライトは常備しています。
最悪走って帰るつもりで渋谷駅に行ったのですが、幸い山手線は大きな混乱もなく乗れてしまいました。
政府も、月曜日の教訓から、電車はなるべく動かして家庭を停電させる作戦に切り替えたみたいですね。

こういう多少なりとも困難な状態の中でも、今までどおりのレベルのサービスをお客様に提供する、それが今回の大震災に対して、今の自分たちにできる事。
それは十分に分かっていますし、必ずそうしようとも思っています。
でも、1週間やそこらならいいけど、こういう想定外のことが次々と起こる状態が長期間続くと、現場もやむを得ずミスをしてしまうかもしれません。
そうなれば、お客様に謝罪するのは私の役目。
「危機管理が甘い。どうしてこういう事態を想定しておかなかったのか。」とか、言われちゃうのかな。
震災前に「1000年に一度の大地震を想定して、関西にバックアップサイトを用意しますので、コストは倍になります。」と言ったら、絶対「君はアホか。」って言われてるよな。
これって、スーパー堤防みたいな、普段だったら絶対蓮舫さんに仕分けされちゃうような話です。
というか、1000年に一度の大地震が来たらどうなるか、首都圏直下型の震度7はある程度想定してたけど、この東電の発電所が津波にやられるパターン、誰か想定できていた人がいたのでしょうか。
こんな時に不謹慎ですけど、東電の社長の気持、ちょっとだけ分かります。

そういえば、あの地震の日に走って会社を往復して以来、走っていません。
今月の走行距離って、まだ40kmくらい。
少ない月でも150kmは走っていたから、こんなこと、走り始めの8,9年前以来じゃないかな。
なんか、自分が市民ランナーであったこと自体、忘れかかってきました、って、まだ1週間なのに大げさか。
でも、本当にそんな気分です。

お酒も、あの地震の日に、大久保でビールを1杯飲んだっきり、飲んでません。
これも8,9年ぶりかも。
今まで「自分は月200km走らないと太る」と周囲に言ってきたのだけど、ありえないことに、体重は減ってます。
うーん、「ランニングによる消費量<アフターの飲酒による摂取量」だったのか…
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1 コメント

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停電回避 (RASCAL)
2011-03-18 07:59:08
結局大規模停電は回避されました。
日本人ってすごいなと思いました。
今までは、夜遅くまで、どのオフィスにも灯りがついていましたが、それは少数の人が夜遅くまで残業しているからで、そういう働き方を見直す良い機会かも。
こんな状態が続くと、居酒屋とかは、みんなつぶれちゃうかな…なんて、長期的な影響が心配です。
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