明治の漢、逝く

本日午後６時、祖父が永眠しました。1902年（明治34年）4月生まれでしたので、享年102歳です。
明治、大正、昭和、平成と、４つの時代を生き、支那事変で出征も経験しました。社交的で親分肌、酒を愛し、若い人を愛し、そして僕たち孫を愛してくれた漢（おとこ）の大往生です。
90歳くらいの頃まではやたら元気で、よく夜遅く「〇〇（自分の行きつけの居酒屋）で飲んでるから、今から来い。」なんて電話がかかってきたものでした。
5年位前から、私や父を見ても誰だか分からない、完全な要介護の状態になり、縁あって北海道の特養ホームにお世話になっていました。
元旦に両親が行った時、「先生に、桜の咲く頃までと思う、と言われた。」そうで、「北海道の桜って、5月頃？」とか話していたところでした。
一昨日あたりから、急に容態が悪化しました。両親は、今朝のフライトで再び北海道へ。私は、祝日ながら、明日午前中にどうしても外せない仕事があり、明日午後一で飛ぶつもりでした。間に合いませんでした。結局昨年5月に会ったのが最後になってしまいました。。。
明日、最期のお別れをしてきます。

そんな訳で、今日は、出場するはずだった谷川真理ハーフを欠場して、自宅待機していました。元々今日のレースは、千葉マリン、勝田の練習、という位置付けでエントリーしていたので、まあ良いかな。
午前・午後１時間づつ自宅の近所を計22kmほど走って、距離だけは帳尻を合わせておきました。