「クロスゲーム」最終回

「クロスゲーム」、日曜朝枠のアニメを見ることはほとんどないんですけど、これは一年通して見てしまいました。
良くも悪くも、あだち充の作品ですので、基本はワンパターンです。
あだち充の代表作といえば「タッチ」でしょうが、本作品は逆パターン。「タッチ」では、双子の弟の上杉和也が死んでしまうわけですが、こっちはお姉さんの月島若葉が、しかも第一回で、小学生のうちに死んでしまいます。


姉を取られたからか、それとも姉ばかりで自分を見てくれないからか、妹の青葉は喜多村光（コウ）のことを嫌っているような態度をとり続けます。
自分の理解者である幼馴染が嫌いなわけはないのでしょうが、


でもライバルが亡き姉では勝負のしようもありません。


二人をつなぐ絆は野球。


そこに突然現れた実体を伴ったライバル。
光の隣に越してきた茜ちゃんは、亡くなった若葉に瓜二つ。妹より似てるってのは、どういう訳？


あだち充ですから、野球漫画のようで実は野球は二の次、光はどっちを選ぶかという話なんですが…
ドラクエⅤ「天空の花嫁」で、幼馴染のビアンカかお嬢様のフローラか、どちらを選びましたか、といえば、80%くらいの人はビアンカを選んだと思いますので、まあそういう結末なんだろうなということは見えてました。
そういえば、同じあだち充の「みゆき」の鹿島みゆきは茜ちゃんに、青葉は若松みゆきに顔が似てるよね。
とにかく、あだち充らしい結末でよろしかったです。