「To Loveる」連載打ち切り

月曜日、ガンダムの最終日にお台場にいけなかったことに加え、もう一つ残念なことがありました。
少年ジャンプに連載していた「To Loveる」が、連載打ち切りになってしまいました。

連載打ち切り自体は、もう時間の問題と思っていました。
少年ジャンプのシステムは、読者の人気投票順。
人気がなくなると、ページがどんどん後ろの方になって、そして打ち切り。
「To Loveる」もこのところずっと最後のページでしたから、もはや背水の陣、風前の灯、あの河下水希先生の「初恋限定（リミテッド）」同様、遅かれ早かれこの日が来ることはわかっていました。

でも、終わり方が悪い！
まるで、いきなり「来週で最終回にしてください。」とでも言われたかのような、何の盛り上がりも結末もない終わり方。（実際そうだったのかもしれませんが。）
アニメの「To Loveる」の最終回は、ララの天真爛漫で友達想いのところがよく出ていて、それなりに感動的だったのに、３年も連載をした漫画がこれでは、納得がいきません。
ララが宇宙へ帰っちゃうとか、
リトが大逆転で西園寺春菜を選ぶとか、
何かなかったんですかね。

少年ジャンプ、10年ほど前には「スラムダンク」「ドラゴンボール」を擁して少年誌首位を独走していましたが、今は少年サンデーに大きく水をあけられています。
読者の人気投票を重視するあまり、自ら読者の幅を狭めてしまって、作品の多様さが失われてきてしまっているように思えるのですが。
個人的には、河下水希先生の新連載、「あねどきっ」に、ちょっとだけ期待をしています。