ブラスカル

元マラソンランナーですが、今や加齢と故障でお散歩専門、ブラタモリっぽく街歩きをしています。

イブ・サンローラン氏、死去

2008-06-04 00:05:43 | その他
本日の日経新聞のコラム「春秋」は、珍しく、ファッションデザイナーの話でした。

『カトリーヌ・ドヌーブさんが美しい若妻を演じる「昼顔」という映画があった。1967年の作品だ。
ヒロインを引き立たせた衣装の数々は、当時、パリでめきめきと頭角を現していたイブ・サンローラン氏のデザインだった。後年の「モードの帝王」も、このころはまだ30歳そこそこ。そんな新進の手がけるファッションをドヌーブさんはことのほか愛用し、世界中にサンローランの名を広めるきっかけを作る。
セレブだけを相手にした注文服から既製服にデザイナーの仕事を解放したのがこの人だ。意表をつくパンツスーツやサファリルックを送り出したときは守旧派が眉(まゆ)をひそめたらしい。女性の社会進出が始まる60年代末の空気を巧みにとらえ、服飾革命を目指したのだろう。』

イブ・サンローラン氏、ガンのため6月1日死去、享年71歳。
ファッション界の大御所、モードの帝王も、昔は新進気鋭の風雲児で、女性のパンツルックや黒人のファッションモデルって、当時では型破りの発想だったんだと改めて思う。

そういえば、大和和紀さんの初期の作品で、「モンシェリCoCo」って漫画があったっけ。

次々と斬新な服を出して、伝統と格式のパリのファッション界をぶち壊していく主人公のココ・シャルマンのモデルは、当然ココ・シャネルだと思っていたけど、よく考えたら時代が全然違うよね。
その中で、確か、非難を覚悟で、ファッションショーで黒人のモデルを使うってシーンがありました。
これってアルジェリア出身のサンローラン氏がやったことで、ああ、あの漫画のモデル(の一人)は、彼だったんだって、今更ながら思いました。

確かアニメにもなったよね。「モンシェリ・ココ~♪」って主題歌、何となく覚えています。
確か、「ミュンヘンへの道」の後番組だったんじゃないかな。1972年。日曜日の夜7時半。
「ミュンヘンへの道」の主題歌は、今でも歌えます!「何かにかけるのが、若い命、何かに燃えるのが一度の青春さ♪」ってね。
あの時は男子バレー、こんな番組が出来るくらいすごい人気で、公約どおり金メダルも取ったんだよね。
自分は、当時バレーボールを始めたばかりで、これでずっとバレーボールを続けることになりました。

北京オリンピックに向けて男子バレー、今、ギリギリ頑張ってます。
金曜日のオーストラリア戦がすべて、でしょう。
中国が開催国でアジア予選に出てこない今回は大チャンス、何とかオリンピックに行ってもらいたいものです。

って、全然関係ない話になりましたが、サンローラン氏のご冥福を心よりお祈りいたします。
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2 コメント

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モンシェリCoCo (RASCAL)
2008-06-08 22:17:33
KAZUさん
私は、アニメよりも大和和紀さんの原作の印象が強くて、アニメの画が、大和和紀さんの原作とかなり似てなかったので、アニメは歌しか覚えていません。

男子バレーは、東京が銅、メキシコが銀、ミュンヘンの金が最後のメダル。
モントリオールは準決勝でポーランド(?)に惜敗して、3位決定戦もキューバ(?)に負けてしまったように記憶しています。
あの時は、松平さん、盛り上げるだけ盛り上げましたからね。「有言実行」の金メダルでした。
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さすがですね (KAZU)
2008-06-08 11:15:38
「昼顔」もすばらしい映画でしたが、そこから話が「モンシェリCoCo」に及ぶところがさすがですね。「アニメの森」でも随分前に記事にしましたが、思い出のアニメです。勿論主題歌歌えますよ。
http://diary.jp.aol.com/kuvhffcz/311.html

男子バレー切符を手に入れましたが、男子バレーがメダルを取ったのはミュンヘンの金が確か最後で、残りの二つはそれ以前のことですよね。あのアニメもすごかったです。すべてを仕掛けた松平監督の執念みたいなものも感じます。
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