ロングバケーション

秋のドラマ、「不毛地帯」以外に今ひとつ夢中になれるものがないのですが、その代わり、「ロングバケーション」の再放送を結構のめり込んで見てます。

あの木村拓哉の初主演ドラマ、ヒロインは山口智子さん。
脇役陣も竹之内豊、松たかこ、稲森いずみ、広末涼子と豪華メンバー、そしてみんな若いです。
ヒロスエなんて、今の桜庭ななみよりさらに若い感じ、高校１年生くらいだったのかな？
久保田利伸の主題歌、「まわれ　まーわれメリゴーラン♪」の「LA LA LA LOVE SONG」も印象的、耳について離れません。

脚本は北川悦吏子さん。
一言で言ってしまえば、ひょんなことから同居するようになったアラサー女と草食系男子の恋愛物語、ありがちな話です。
ヒロインの葉山南役の山口智子さんがめちゃくちゃ魅力的で、二人が互いに惹かれあっていく過程の心理描写にすごく共感を感じます。

山口智子さん、好きな女優さんでした。
吉田栄作と共演した「もう誰も愛さない」の演技が印象的。その後唐沢寿明と結婚しちゃったので、これが最後の連ドラの出演となってしまいました。
逆に、キムタクは、この作品が彼の視聴率伝説の始まりになりました。

このドラマが放映された1996年には香港にいたから、ナマでは見てないはず。
それにしては、随分とストーリーを知っています。
香港の日本人向けレンタルビデオ屋さんは、（もちろん普通のビデオも置いてありますが）日本のドラマを録画した海賊版が１～２週間遅れぐらいで入ってきていたので、きっとそれで見たんだと思います。

それにしても13年前です。
ああ、この頃は世の中こんな感じだったんだって思います。
まず、携帯が出てこない。携帯があれば防げていたと思われるすれ違いも。携帯って便利ですよね。
それと、眼鏡がでかい。
瀬名の部屋のＴＶの野球中継に、若き日の松井秀喜が出ていた。もちろん読売ジャイアンツで、です。

懐かしいっす。