「ダンスインザヴァンパイアバンド」最終回

「ダンスインザヴァンパイアバンド」、吸血鬼モノは今まで多々ありましたが、こいつはかなり特殊な吸血鬼モノ。

ヴァンパイアなどは空想上のものと思われていた現代日本に突然現れた、少女の姿をしたヴァンパイアの女王、ミナ・ツェペッシュ。

彼女の目的は、日本にヴァンパイアのための居住特区、ヴァンパイアバンドをつくること。
経済力にモノを言わせて日本政府にバンド設置の法制化を迫るミナ。
ミナ姫のやり方を生ぬるいとしその命を狙う反対勢力のテロメアの暗躍、そして真祖一族の血の命脈を守るために宿命づけられた３人の婚約者は彼女を屈辱的に支配しようとする。
そんな孤高の夜の眷族の女王を幼き日々の約束から守る狼の化身の少年、鏑木アキラ。


これはそんな女王と少年の愛の物語。


最終回のアキラの記憶がよみがえるシーンで、ミナ姫そっくりの人体がたくさん出てきた時は、綾波レイかと思っちゃいました。未だにあれが何なのかよく分かりません。
伏線が全部整理されたわけではないっぽいので、ややもやもや感はあるのですが、でもとにかく急転直下ハッピーエンドでよかったです。
身分違い、というか、種族違いの愛、ロレンスとホロみたいでいいですね。

オープニングが「フレンズ」だったので懐かしかったです。
でも、少女の裸、あんな映像でよかったのか？

文句なしに面白い作品で、楽しめました。