ヨーロッパに行くと、必ず訪れるのが教会である。
今回も、バッハやブクステフーデに縁のある教会を見て回れて、大変満足した。
教会には必ずパイプオルガンが設置されている。もちろん、音が聴ければ嬉しいが、
その機会はないだろうと諦めていた。
数ヶ所の教会では、練習していたり、点検(?)していたりで、ちょっぴりだけ聴くことが
できたが、最終日のケルンでは、礼拝の最後に数分の即興演奏を聴くことができた。
最近では、前衛的な即興をする人も多いようだが、ケルン大聖堂のオルガニストは
とってもメロディックな、聴き様によっては宮崎アニメの劇伴のような即興をしてくれた。
あまりに素晴らしく、不覚にも涙が出そうになった。
演奏終了後には、参列していた人々が拍手していた。
礼拝でもそんなことするのね。