『名物にうまいものなし』というが、今回の旅行でも、ハーメルンで食べた『ネズミのしっぽ』と
いうランチや、フランクフルトの『りんご酒』等々、イマイチなものも少なくなかった。
適当に入った、リューデスハイムのカフェでは、店の人のイチオシという『リューデスハイム
カフェ』なるものを注文した。
メニューで確認すると、7.4?もする。
「高い、コーヒーだなあ」と思いつつ、待つことしばし。
持ってこられたコーヒーカップの横には、山盛りのホイップクリームとチョーコレートチップが
ブランデーの小瓶と共に添えられている。
私は、甘いものが苦手なので、若干引き気味になる。
「まあ、ブランデーを垂らしてくれるのならいいか」と、見ていると、お店の人はアッという間に
一気にブランデーを全部カップに注いでしまった。
「エッ、多くないの」
まだ、午前10:30である。
出来あがった、リューデスハイムカフェは、コーヒー入りブランデーというカンジで、雨模様で
肌寒かった身体が、一気に暖まった。
これは、是非また飲みたい逸品であった。