オーガニックアンサンブルのコンサートが中止になってしまい、失意の中練習していると
同じ施設内で、演奏中のエルザの音が聴こえてきた。
はっきり言ってスゲー上手い。
この曲は、ワーグナーのローエングリ―の2幕で、連続しない曲として書いてしまったので
管弦楽の単一曲として取り上げられることはまずない。
一般的な、前半部分のEb調を、ルシアン・カイエが編曲したのが大変見事。
でも、続きの2幕末尾、C調のオルガンが加わるフィナーレは、壮麗で捨てがたい。
そう思うアレンジャーは、特に日本人に多いようで幾つか名編曲がある。
私も10年ぐらい前に、フルバンド用に編曲したけど、今回はラージコンボように書いてみた。
たまには、どうでしょう。