東浪美（とらみ）にある『森里音』というカフェで笛を吹いた。
また、イロイロな人と知り合いになってしまい、東京に居た頃とはエライ違いで、すっかり地域
社会に馴染んでしまった。
森里音は、小さな湖を見下ろす山の頂上にあって、吹き抜けの素晴らしい建物の雰囲気と
おいしい食事のおかげで、浮世離れの極致のようなお店であった。
クルマがないと行けないが、今度は演奏なしのゆっくり気分で、ぜひ再訪したいものである。
吹奏楽団の初練習があった。
団長のＴさんが吹いているアルトサックスが、バリバリでカッコ良かったので、どんなマッピで
吹いているのか尋ねると、バンドレンの『JUMBO JABA』というマウスピースであった。
貸して頂いて吹いてみると、昔ちょっと使っていたメタルのマッピより切れ味が良く、何より
フラジオが簡単に吹ける。
あっというまに気に入ってしまい、『まねしてすいませんが、これ買おうと思います』と、帰宅後
ネットで調べたが、人気商品なのか、その逆なのか、扱っているお店が少なく在庫を持って
いる店も見つけられなかった。
まあ、気長に探せばそのうち手に入るだろうと思う。
今年は、バリバリサックスでいきます。
コンボの初本番があった。
お客さんは喜んでくれたようで、まずはホッとしたが、一番ウケてアンコールでも吹いたのが
余興的にソプラニーノリコーダーで吹いた『千と千尋の神隠し』のエンディングであった。
昨晩テレビで放映されていたからだと思いたい。
でも、いつもサックスより受けるんだよな、悲しい。
あと、ご高齢の方は、服部良一を聴くと涙腺が緩むようだ。
終演後、戦時中、高嶺三枝子が特攻隊慰問した際のヘビーなお話を聞いて、迂闊な発言を
しないように気を付け様と思った。
また、聴きに来てください。
成人の日に上総一ノ宮のカフェで笛を吹く。
練習する時間もあまりないので、昔からのレパートリーであるテレマンのファンタジア等を
演奏することにした。
初めて吹いたのは中学生の時で、全然ダメダメだったのを良く覚えている。
譜面を開いて見ると、本当に久しぶりなので新鮮な気持ちで吹けるのがうれしい。
今回は、ブリュッヘン版のアーティキュレーションを使ってみようと思ったが、今となっては
若干古めかしいカンジがして、ちょっと手直ししてしまった。
演奏場所が響の良い部屋だといいんだけどね。
昨年末から寒い日が続いているのに、庭のバラはまだ元気に咲いている。
夏場にグッタリしていた株も盛り返してきたようだ。
蕾をたくさん付けている樹もあって、今後の対応に悩むところであるが、ツルバラは今月中に
その他のバラも来月中に剪定と誘引をしてあげないといけない。
去年は、まだ青々とした葉っぱをむしっていくのがかわいそうだったので、気が重いが、
5月の花を思い描きながら、作業をしていこうと思う。
コンボの練習があって、今年初めてサックスを吹いた。
長年使用していた布製のストラップの調子が悪くなってしまったので、ネットで写真のような
イヤラシイ金色のストラップを購入した。
演奏する曲もジャズやラテンが中心なので、ピッタリだと勝手に思っている。
週末からの三連休は、連日本番と練習が続くのでなんとか頑張らねば。
妹に台湾土産のお茶をもらった。
菊みたいな花入りの、変わった香りのお茶でとてもおいしかった。
台湾といえば安価な管楽器の輸出国として有名で、かつての中国製とは違い、そこそこの
品質であるらしい。
日本の楽器店が『オリジナル』と称して販売しているサックスも、台湾製である。
吹奏楽団で隣で吹いているHさんの楽器もそうで、試しに吹かせてもらうとピッチが気になる
ところもあったが、吹奏感や音色は私の日本製の楽器よりも良かった。
まあ、買わないとは思うけど、機会があれば試奏してみたいものである。
引っ越してから、実家に顔出しするのは正月くらいになってしまった。
用意してくれた料理は、私の好きな地味なものばかりであるが、とても美味しく頂いた。
子供の頃からジジムサイ食べ物が好きだったようで、ニシンの生干しを焼いて、酢醤油に
漬けたのは（写真上）、何度食べても染み入るような滋味を感じてとても幸せな気持ちに
なってしまう。我ながら安上がりである。
実家周辺も、住んでいた頃とは全く変わってしまった。
昔からそうだったけど、最近は特に、人の多いところは耐えられない様になってしまったの
で、両親には申し訳ないが、船橋に帰ることはないだろうなあ。
指揮者のお店に初日の出を見に行った。
店内には、年越しをした眠そうなメンバーが何人かいたが、挨拶も手短にしてウッドデッキに
出て、水平線から昇る太陽を見入っていた。
初日の出を見るのは、生まれてはじめてである。
太平洋の日の出は、思った以上にカンドー的であった。
良い一年になりますように。
