Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

キューガーデンの桜

2019-04-21 10:17:19 | 日記19

 キューガーデンには日本からの桜や日本で絶滅した太白や、中国の桜など数十種類があるがもう花の終わったものもあり、名前の書いていないのもあって、ここには27種の桜の花を載せることにした。 

 アサノは昨日のブログにも載せたチェリーウオークの並木がそれなのだが、もう盛りを過ぎてきて花びらがちらほら散っていく。

 

 この薄ピンクの大輪の花は天の川と言う。私の近所の庭にも植えられていて優しいピンクの花が青空に映える。

この天の川は普通横に枝を伸ばさず細いままでまっすぐ上に向かって伸びてゆく。まるで糸杉と同じようなスッキリした姿ですぐわかる。

 これはホクサイと言う。薄ピンクの花はあまり大きくないがびっしり固まって咲く。

 

 上2枚の写真は紅玉錦(べにたまにしき)と言う可憐な花で写真も捨てがたく2枚載せた。

 これは日本名が無くて名札にはPink Perfection (ピンクパーフェクション)とだけ書かれている。もしかして英国で勾配した新種かもしれない。

 

 もう花も終わり近くの御車返し(みくるまがえし)は一重の花。名前がなんとも優雅な感じ。

 白のダブルの花はシズカと呼ぶ。花のサイズのあまり大きくない。

 

 このあでやかな花は松前紅傘(まつまえべにがさ)と呼ぶ。大きな木にピンクの八重の花びらがあでやかに咲いて見事。

 松前花車(まつまえはなぐるま)と言う優雅な名前のこの花、満開時はどんなに素敵だろうか。もう花期は終わってこの花だけが残っていた。

 

日本名かどうかは判らないが名札にはOshokun(おしょくん)の表示。巨大な木に華々しく咲いていて見事。まるでピンクの雲のよう。

 これは松前紅為(べにため)の花。まだ若木で寂しい感じ。

 松前紅紫(まつまえべにむらさき)の花。やや小振りのピンクの花が咲く。

 

 この白のダブルの花ももう終わり近く、中国原産のSerrulata(セルラタ)とよぶ

 

 白の一重の大輪の花は太白、日本では絶滅して英国のケント州の庭から逆輸入され日本でも見られるらしい。このキューガーデンのもケント州から挿し木で成長している。

 この木の名札にはJamasakura Ichihara(じゃまさくら・いちはら)の名前が書いてあるが、もしかしてヤマザクラの間違いかもしれない。それにしてはダブルの花がびっしり咲いているところなど山桜には見えず、判らない。

 この華やかな桜は松前花笠(まつまえはながさ)と言う。

 花は終わりかけだが、松前雨宿り(まつまえあまやどり)と言う粋な名前。

 4月半ばの英国の公園や通りで一番普通に見られるこの派手なピンクの八重桜は、寒山か関山とよばれる。寒山は八重の桃色、関山は八重の濃い桃色だそうな。これがどちらか判らない。

 高砂(たかさご)

 上の高砂(たかさご)の接写、びっしり花が固まって咲く。

 松前梅雨小袖?(まつまえつゆこそD)名前のカードには最後のDで終わっていて、判らない。こんなプロの植物園でも簡単な間違いがあると見える。

 

白い一重の花は早咲きが多いらしくこの一重の花有明(ありあけ)もほとんど終わりに近い。

 

 この多弁の白い花は 松前ほくほ と書かれていた。

 いかにも日本名らしい しおがま と言う。

 

 松前シズカと言う名前にそぐわないほど華やかに咲いていた。

 

純白の八重桜、花は小振りながら固まって咲くとまるでかんざしのよう。日本名はなくてPlena (ぷれな)と書かれていた。巨大な木2本が隣り合ってまだ樹齢100年は経っていないという。

この白い八重桜も英国各地公園や民家の庭などふつうにみられる。

コメント
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