Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

スペインの旅 (19) サラマンカ(Salamanca)

2010-09-30 22:15:58 | キャンパーヨーロッパ 2010年



ポルトガルを去るこの日3月11日朝8時に目覚めと同時に日本での大地震、大津波のニュースがBBCで報道された。この2日前、アメリカのテレビニュース(CNN)を見ていたらニュース速報で東京沖大地震とテロップが入り、大騒ぎであらゆるニュース番組のチャンネルを回してみたがそれっきり音沙汰なし。東京で大地震だったら日本崩壊だと心配していた。だから2日後のこの朝のニュースを見て"ああやっぱり”という思いが強かった。私は英国に落ち着いてもうすぐ40年、ワールドカップやオリンピックなど英国を第一に応援するのにこの朝ほど自分が日本を愛していると自覚したことは無い。

それから2時間NHKのニュースを涙ながらに見ていたが、いつまでも見ているわけには行かぬ。





グアルダからスペイン国境まで40Km、高速道路でスペイン国境を越え、国境からサラマンカまで112km、そのまま無料の高速道路をひた走る。途中に駐車休憩所が在り、道路わきの林にたくさんのコウノトリの巣があった。今までコウノトリは煙突や教会の屋根、電柱の上などに巣を作るものと思っていたがやっぱりコウノトリといえども鳥だ。集団でこの林にコミュニティを作っている。それにしてもやっぱり巣の大きさが違う。夫婦でせっせと木の枝を運んできて巣作りにいそしんでいた。







途中から道路わきにカラフルな等身大の牛の置物が見られるようになった。これらは数年前ロンドンの街角に飾られた模様入りの牛で、オークションで売っていたことは知っていたが、まさかこんなところでこの牛たちを見かけるとは思いもよらなかった。





キャンプサイトはサラマンカの郊外で町へはバスでしか行けない。午後二時ころにはサイトに落ち着き、何はともあれ衛星放送を最優先で設置してもらい丸2日間釘付けだった。



スペインの内陸は英国と気温も変わらず、アルガーヴや南スペインで1月中花盛りだったアーモンドの花が今を盛りに咲いている。

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