めまぐるしく天候の変わるこの日モンサラズを後にしてまた200km北方のマルバオ(Marvao)へむかった。雲が飛ぶように過ぎて明るいブドウ畑の道路わきにはポルトガルの主要産業であるワイン工場などがあったりする。
田舎の山道を走っているときに見つけた立派な建物の門にはホテル・サンタ パウロ尼僧院とあった。カソリックの強いこの国でも尼僧や僧院などははやらないと見える。以前は広大な土地を持って自給自足、それにワインなどを造って生活・修行していた修行僧や尼さんなどもなり手が無ければ身売りするしかないのだろう。
途中で何度も雨に降られ、マルバオの近くになって道路は雨上がりの急勾配の坂道になった。ここにも山頂に城砦と僧院があり途中にキャンパーが宿泊できる停車場(キャンピングプラッツ)が有る。
着いてすぐ急いで写真を撮ってまもなく激しい雨と強風で歩いて5分にあると言う城下町へ行くこともできない。
結局この夜はガスヒーターをつけて温まり、早々に寝てしまった。この日の走行距離は400kmだった。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます