まずは我が家の庭のボタン、もう20数年経っているから、蕾も50個以上ついて、4月27日にポルトガルから帰ってきた時はほとんど満開に近い様子だった。
大してお花に興味のない娘婿のパトリックが、花のサイズに感嘆していた。
いつもメトロ紙を持って行ってあげる90近いおじいさんの前庭。毎年この強烈な色のオリエンタルポピーが花盛りになる。彼の自慢のお花。
インド系の家族が住んでいる前庭のジャーマンアイリス。ご主人がせっせと水やりしていた。
近所の前庭の白藤、今まで目立たなかったが今年初めてこんなにきれいに咲いていた。
ピンクと白のホウソーン(Hawthorn)には鋭いとげがあって、垣根に作るのが最適。
さて今私が困っている鳥害は、4月27日ポルトガルから持ってきたキャベツの苗。
本当は種を買ってきたかったのにどこにもなくて、お花を売っている園芸店で頼んだら見つけてくれたのはもう10センチほどに伸びた苗だった。プラスチックの箱に入れて持って帰った5本の苗を翌日裏庭に植えた。カタツムリやナメクジが心配だったから、周りに青いナメクジ退治のぺレッツを撒いた。
翌朝行ってみたらそのぺレッツが一粒もない。もちろんカタツムリが食べたのではなくて鳥に違いない。多分このあたりにいつもいる鳩らしい。あれって毒だと思うが今のところどこにも鳥の死骸は見当たらない。とにかくカタツムリを退けるにはグランドコーヒーのカスが良いと聞いたので周りにまいておいたら・・・・若いキャベツの葉が丸坊主になった。やっぱり鳥にやられたにちがいない。
もう仕方がないから高さ20センチくらいの箱に網を張ったものをかぶせて鳥よけ、カタツムリ除け。もう天井につかえているのに、箱を外せばまた何をやられるか?
そして昨日1時間半にわたり銀行と返金のことで話し合って、窓から見えるイチジクの大木をみていたら、リスが2匹木に取り付いてまだ直径2センチくらいのグリーンのイチジクの実を食べているではないか。あんな実ってもいない硬い実のどこがおいしいのかひとつ終わると又枝に駆け上がり取っては食べている。
電話しながらだんだん腹が立ってきて、電話を持って話しながら庭に出てもリスたちは恐れもせず、木の枝をたたいて音を出すとやっと逃げていく始末。
これでは実が実る8月までにはどれほど食べられてしまうか気が気じゃない。
花は日本と同じなのに、そのスケールの大きい事
日本の田舎ぐらしが嫌になって来ました
でも、もうこの歳ではどうにもなりません
田舎ぐらし
今年は朝晩の気温が低かったり風が強い日が多かったりで、野菜の育ちが良くありません。せっかく発芽しても、弱った苗は鳥被害に会いやすいのでしょうか。丸坊主になった苗を見ては溜息の毎日です。因みに、田舎ですので普段から鳥は多いのですけれど、今年は異常に多いです。畑に行くと食事中の鳥が一斉に飛び立って行くので、日に何回か食事の邪魔に行っています。
近々、キャンパーで山に出かけますが、帰宅したら食べられる野菜があるのかどうかは疑問です(笑)。
英国には山がないので平地となだらかな丘では町作り、村づくりが容易だと思われます。それにヴィクトリア時代の英国はそれこそ大英帝国と言われたように大変金持ちの国でしたから、大庭園が多く、今では遺産相続で税金の払えない昔の金持ちが、続々マンションや庭園を手放しているのです。
だから私たちが今その恩恵にあずかっているわけです。確かに大庭園の木や花は本当に素晴らしいですね。
フランスも余り天気が良くないみたいですね。今年はどこも長い豆が不作で20個以上撒いた種から1本だけ芽が出ました。友達にも聞いたのですが1本も芽を出さないと嘆いています。せっかく撒いても鳥に食べられリスにほじくられ、本当に腹の立つこと。
最近は網をかぶせて鳥を防いでいますが、カタツムリとナメクジ、1難去ってまた1難、リスとの戦い。
あっさり諦めてキャンパーで楽しんで下さい。
そして今の幸せがいつまでも続かないことを肝に銘じてご主人と仲良く楽しく過ごされますよう。