Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

これが最後のキャンプ旅行―タヴィラのキャンプ仲間 その2

2019-03-06 09:57:16 | ポルトガル18-19

月に1回はキャンパーを運転してショッピングに行く。3月初めショッピングがてらタヴィラで知り合ったオランダ人夫妻とフランス人夫妻に連絡を取りあって昼食のアレンジ。

オランダ人のマルースとアドの夫妻は2月末にモンカラパッチョのキャンプサイトに移った。タヴィラのサイトがだんだん規制を厳しくした為だ。

この日12時にお昼を一緒にと計画したところ、彼らが決めたレストランは彼らのキャンプサイトから3㎞離れた、キャンプサイトと同じ経営者のレストランだという。車一台が通れる細道の奥でまるでヒッピーの家みたい。

 

 

キャンパーをその細道の横のオリーヴの盆栽?の庭に停めてレストランへ向かった。

 

 

 

門の中は普通の家やレストランとは大違い。これはまさしくヒッピーのアイディアに違いない。彼らのキャンプサイトがヒッピーのオーナーだというから、なるほどとうなずける。

 

 

レストランの中は天井が高く素敵な壁のデコレーションが並んでいる。

 

この日のおすすめはレーザークラムと呼ばれる細長い貝とサツマイモやインゲン豆と煮たもの。

私とアドがこれを注文し大いに満足した。レーザークラムは初めて食べたが、やや歯ごたえがあり全体の味がとってもいい。

 

ポールとマルースはチキンを焼いたもの、あまりの量の多さにポールは苦労して食べていた。

 

 

今年80歳のアドは法律家だった関係で、今でもオランダでは国の政治に関係しているという。昔からレース自転車で走り回っていたから、この日も二人で自転車でやってきた。

 

 

あまり手入れのされていない広大な庭のあちこちに、面白い手作りのオブジェを見つけた。プラスチックのボトルを細工したものでいろいろ参考になる。

 

まじかに見たアーティチョークの葉は色と言い形と言い、絵になりそう。

 

 

 

 

レストラン入り口の壁に描かれた3枚のコウノトリはこのポルトガルでは有名なグラフィティ・アーテスト(落書き画家)が描いたものだという。落書きも最近では立派な芸術として認められ、オルニャオなど町がお金を出して描いてもらっている。

 

 

帰り際レストランの料理人の女性がピッチャ―プラントを見せてくれた。これらは熱帯の植物だから温かいポルトガルでも自然には生えていない。

レストランを2時半過ぎに出てマルース・アド夫妻に別れを告げ次に行ったのはフランス人夫妻が滞在するモンカラパッチョのキャンプサイト。

 

 

小さなキャンプサイトで、トイレ・シャワーも2つづつ、新しくてきれいな設備だった。

モンカラパッチョには4か所のキャンプサイトがあるということで、このサイトはフランス人が多い。メイン道路や駅から数キロ離れているため、自転車や小型自動車を持っていない人はすべてに不便。今回訪ねたウーバー・ジョセリン夫妻は自動車をキャンパーの後ろに引っ張ってきていた。

来週はこの車でセルビアへ行ってくると言う。

 

 

 

 

近くにフランス人画家が一人で住んでいて、いろいろ絵を描いていたが、最近病気で入院してしまった。80歳過ぎで、治っても一人でこのキャラバンを引っ張って帰国するのは無理だろうとはウーバーの話。独り身で身寄りのないキャンプサイト、やっぱり考えさせる。

 

大型バスを改造して屋根にベッドルームが取り付けられている面白いキャンパー。楽しんでいるのがわかる。

2時間以上も一緒におしゃべりして、写真を見せてもらい、フランスに来たときはぜひ寄ってくれとのオファーもあった。とっても気さくないい人たちだった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« これが最後のキャンプ旅行―To... | トップ | これが最後のキャンプ旅行―カ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ポルトガル18-19」カテゴリの最新記事