Reiko's Travel 記事と現在の英国事情

在英51年、2020年7月未亡人になって以来、現在英国事情と過去の旅行の思い出を記載。

紙幣改正

2018-04-19 21:15:03 | 独り言

4月13日に帰宅した。

13の金曜日、クリスチャンにとっては忌の日、信者でない私たちには何でもない日、だがこの日は異常に寒かった。

そして今日4月19日、昨日からの晴天が今日はピークに達し、日中気温29度になったという。急激な暑さでばて気味。

 

今年2月まだポルトガルに居る時に、BBCのテレビで旧10ポンド紙幣は市内銀行でも受け付けなくなったという。昨年10月にロンドンに居る時に新10ポンド紙幣が流通していたそうな。しかし私は一度も新紙幣を見ていなかったから、新10ポンド紙幣が発行されたことも知らなかった。

昨年4月に帰国した時には新5ポンド紙幣が出回っていて、旧紙幣はお店で使えなくなっていたそうだ。私が前年から貯めていた5ポンド紙幣は全部音楽会のチケット代に渡したので、受け取った人が銀行へもっていくしかなかったとぼやいていた。

今回は2月以来銀行でも受け取らないとなれば、英国銀行へもっていくしかない。

今朝10時過ぎの電車でロンドン市の中心部、その名もバンクにある英国銀行へ行った。

 ・

この英国銀行は日銀と同じように紙幣発行と英国の経済の中心・かなめであり一年に一回オープン・ハウスの土、日曜日に一部を一般公開して金の延べ棒なども見せてくれる。それでも入り口からして違っていた。

今日の入り口はロンドン・ストックイクスチェンジに面した正面玄関で、玄関の守衛さんに古い10ポンド紙幣と言ったら、あっさり通してくれた。手荷物検査の後天井の高い一室に通された。もう7-8人行列を作っていて、窓口は2つしか開いていない。

ひとつの窓口にはアメリカ人の男女が張り付いて、彼らは私が帰る時もまだなんだかやっていたからずいぶん長い間待たされた。

私の前に並んだ人たちは、紙幣2,3枚の交換だから書類を書く必要もなかったが、後ろに並んだマレーシア系中国人は一人が200ポンド、もう一人は250ポンド分の10ポンド紙幣を替えに来たという。

こうして大金を替えに来る人たちには外国人が多いのに気づいた。彼らが大金を以前から持っていたものか、それとも英国のお店や両替やで古いとわかっていながら渡されたものかもしれぬ。

昨日亭主がショッピングに行ってコーヒーを飲もうと1ポンドコインを出したところこれは古いから受け取られないと断られたという。

それで彼の持っていた6ポンド分のコインも、この銀行で替えてもらおうと持って行ったが、コインは英国銀行では発行していないと断られた。

コインの発行はロイヤルミンツ(Royal Mint)というところで、ウエールズにあるという。そしてもうコインの両替は打ち切ったから古いコインはもう一文の価値もなくなったといわれてがっくり。

もう日本へ行かなくなって14年も経つから、日本の紙幣が変わって旧紙幣が使えなくなっていたらどうしようと心配になった。

この英国銀行の後、地下鉄を乗り継いで日本大使館へ行った際、聞いてみると2004年に5千円札が改正になったほかは変更なしとのことで、ほっとした。

 

 

 

久しぶりのロンドン市、14年前までこのシティで働いてきたが、14年間であまりの変わりように驚く。

 

 

久しぶりの中華街で、豆腐やもやし、昆布、レンコン、しょうゆなどを買い求めた。長い間和食らしいものを食べていないと、やたらといろいろな和食材料が欲しくなる。

 

 

今年一番の暑い一日は8時前の真っ赤な夕日が沈んで終わりを告げた。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 再びポルトガルへー出発 | トップ | ベッケンナムの桜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

独り言」カテゴリの最新記事