今日のかいものざっき

2007年12月10日 19時17分43秒 | ▼ビデオゲーム
この正月も、年賀状を出す予定のないren.です。
友人には松の内に会いますし、他もメールで十分。
仕事先に至っては、住所を知らないときたもんだ(w
だって、こちらもメールで事足りちゃってるんだもの。


近所のゲオに行ったところ、このゲームを発見。

 ● 「機動戦士ガンダム 一年戦争」 プレイステーション2(2005) バンダイ


お値段はなんと、180円(w


ゲームに明るい方にはご存知のゲーム。

発売に関してバンダイと問屋にゴタゴタあった上に、そのゲーム内容がこじんまりすぎ、派手なガンダムゲームを求めたユーザーからは総すかんを食い、発売の2週間後には店頭で3000円を切る値段がつけられ、ゲームショップの棚と倉庫の肥やしとなったというゲーム。

私は当時、このゲームに触れる機会がなかったのですが、あまりの酷評に逆に興味を持ち、色々と情報を集めてみると、実に私向けであることが判明(w
1コインなったら手に入れようと思っていたところの、今回の出会いでした。

なぜか、ナムコが他社と組んだゲームは、ファンから冷たい目で見られるようですが、私にははむしろ好みのゲームとなる傾向のようです。
スターフォックス・アサルト」もそうでしたし、このゲームも十分楽しめました。

成績を気にせずにノーマルゲームを遊んだところ、オールクリアまで3時間ほどでした。
まあ、本番はハードモードですし、成績でSランクをとったり、メモリアルアクション(後述)を集めようと思えば、結構苦労しそう。


ゲームシステムはTPS
操作系統は「メダル オブ オナー」や「THE地球防衛軍」などPS2TPSの典型で、Lスティックで移動、Rスティックで視点移動、R1ボタンで射撃。
ジャンプとダッシュはゲージ制。
ビームサーベルは連続切りが可能。
シールドは持っているけど使用せず(w

「機動戦士ガンダム」映画版3部作をベースに、28の名戦闘シーンを抽出。
なので、「再会、母よ」や「ククルス・ドアンの島」などは、残念ですがオミット。
敵に対して劇中どおりのフィニッシュを決めれば、"メモリアルアクション"というムービーをゲットできます。


ミッション間にはストーリーを追うムービーがあるのですが、これがPS2にしてはしょぼい、ほとんど静止画のアニメーションに、キャラクターフェイスによる名台詞が挿入されるだけの、寂しい出来。
確かに、発売当時にユーザーから眉をひそめられるはずです。

とはいえ、ゲーム自体の完成度は高い上に遊びやすく、爽快感もあります。
コンスコン率いるリック・ドム12機を3分以内に片付けたり、ビグ・ザムの拡散メガ粒子砲を縫う様に回避したり、気分はニュータイプ
劇場版主題歌も全て劇中に流れ、思わず口ずさむのはお約束。

ちなみにガンダムの他に、ガンキャノンやガンタンク、ホワイトベースの左舷砲座にまで乗ることが出来ます。
弾幕を薄くしないように注意しましょう(w
まあ、ブライトが実際に「左舷弾幕薄いよ!」と叫んだのは、「Zガンダム」の時代ですけれどね。

また、ガンダムファンなら誰もが知っている、MSVあの2人が登場。
そう、"白狼"と"真紅の稲妻"です。
……実は、白狼はどこで邂逅したのか、気づけなかったんですよ。
モデルビュワーにいつの間にか掲載されていたので。


ゲーム自体も、それを作った会社も、数奇の運命をたどり、今の「バンダイナムコゲームス」があるわけですが、このゲームはその記念碑的な存在かもしれません。

発売当時に噂で買い渋った人、買ったけども楽しめなかった人も、年末の暇つぶしにいかがでしょうか。
この金額なら、十分元が取れると思いますよ。
コメント
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