どうも、ren.です。
先週、F1が開幕したと思ったら、もう今週末は第2戦マレーシアGPが始まっています。
さて先日、半額以下だったのでこちらを買いました。
● 「ROBOT魂 HEROMAN」 バンダイ
ひぃーろぉーまぁーんっ、えんげぇーじっ!!
メインビジュアルポーズ。
さすがに、赤いラインで真円を描かせるのは無理だな。
一昨年放送されたアニメ「HEROMAN」。
マーヴェルコミックスのスタン・リーが原作を担当したことで話題になりました。
意思を持つ無言のロボット・HEROMANと、その相棒となったジョーイが、宇宙からの侵略者・スクラッグや、マッドサイエンティストなどと戦う、いわば「新世代のアメリカ版鉄人28号」でした。
それにしても、こんなにアメリカの国旗の配色なのに、誤報で悪者にしたてる展開は無理があったんじゃないかな(w
HEROMANは、どこかコミカルながら、スタイリッシュでマッシブな白いボディが特徴。
この玩具は、そのフォルムを忠実に再現しながらも、高い可動性を持っており、いじって楽しい、飾ってかっこいい物となっています。
キュートさとクールさを兼ね備えた顔は、3種類。
基本の無表情と、歯を食いしばった顔、口を開けた叫び顔を差し替えできます。
個人的には、戦闘時以外で見せるちょっととぼけた顔も欲しかったかな。
ブラスト時に見せる放電パターンは、クリアパーツを差し込むことで表現。
後頭部に付けるものと、肩に付けるものがあり、肩はショルダーアーマーの一部をスライドさせることで差し込み口が現れるという構造になっています。
素材として面白いのが、腰周り。
胴の前面と背面の素材が軟質プラスチックで出来ており、ねじることができます。
アニメでは当然のようにやってのける"ねじれる装甲"が表現されるだけでなく、ポーズの表情を豊かにもします。
ねじると、背中がとてもセクシー。
まるでボディビルダーの筋肉のようなしなやかさです。
説明書に書かれていないためか、あまりレビューサイトで触れられていないのですが、足先はキャップになっており、斜めと水平の設置面を選ぶことが出来ます。
足首のないデザインだけに、この工夫は簡素ながらも良く考えられていますね。
首、肩、肘、膝は全て二重関節のボールジョイントとなっており、さらに基部をスライドさせることで伸縮させられるので、デザインから想像出来ないほど曲げることが出来ます。
下腕部にもわずかな関節(3つのこぶの下2つの間)があり、カーブさせることが出来るのも、優れた工夫といえます。
さすがに股関節は、可動の範囲に限界がありますけれど、我慢できるレベル。
ちなみに手も3種類のパーツ(握りこぶし、指を開いた手、指先を曲げた手)が付いており、差し替えられます。
こういう差し替えのボールジョイントって、折れそうで怖いんですよね(w
ショルダーアーマーは肩の基部から、さらにアームで取り付けられており、どんなポーズをとっても違和感の無い状態を演じさせることが出来ます。
ただ、肩の二重関節は場所が場所だけに、回転させるのにはコツが必要です。
しかし、そのフレキシブルさは、下手な人体フィギュアよりも優秀だと思います。
台座にはアクションフィギュアお約束の、バランスを補助するアームがあります。
しかし、フィギュア自体が結構な重みがあるためか、アームで支えきれないことも多いです。
ねじを締めなおせば、少しは硬くなるかな?
付属のジョーイ君のフィギュアも、身長6cmほどと小さいながらも造形・塗り分け共、良く出来ています。
よくみると、塗りわけだけで耳が描かれているのにも驚きます。
反面、アームコントローラは、ちょっと簡素になっているのが残念。
でも、かわいいからよし(w
「ヒーローマン、マグネット!」
……しまった、放電パーツ付け忘れた(w
やはり、こうやってコンビで飾りたいですから、うれしい付録です。
ピンチのHEROMANをバリアで助けるジョーイ君の図も再現可能。
HEROMANのお尻がセクシー(w
前述どおり、股関節の可動域は広くないので、胡坐をかかせたり、無人島のコテージで部屋の隅で体育座りをする姿にはできませんでした、残念。
ところで、アニメの続編は作られないんでしょうかね。