明け方は寒くて目が覚めたren.です。
道内では2度台まで気温が落ちたところもあり、ついに冬への転落が始まった感じ。
私も早速、毛布を1枚増やして、冬装備に。
さあ、この週末のシンガポールGP。
美しくも残酷なレースとなるナイトレース。
スタートでベッテルに肉薄するロズベルグには興奮しました。
「うおぉっ?!」と思って、次の瞬間「あれれ」(w
結局、太刀打ちできませんでしたが、なんだかんだで今、レッドブルの対抗馬はメルセデスなのかな。
その割に結果が出ないんだけど。
終始異次元の走りだったベッテル。
BS放送では「国際映像も撮るのをやめた」といってましたが(w
25周目にリカルドがシケインに突き刺さり、SCが導入された時には何か状況が変わるかとも思いましたが、まったくどこ吹く風でした。
見ごたえがあったのは、やはり追随する2人。
スタートから終始果敢なチャレンジと熟練のドライビングを見せたアロンソ。
背中の古傷による腰痛を痛み止めで抑え、13番グリッドから猛烈なプッシュを見せたライコネン。
結果として、この3人がこの順序で表彰台だったわけですが、薬使ってるのにシャンパン飲んでいいのか、ライコネン(w
今回はバトンの走りも熱かった。
表彰台圏内を走り続けたものの、タイヤ戦略の都合で終盤に後退し、結果は7位。
でも、本人がインタビューで語ったとおり、今はこのくらいギャンブルしないと辛いのがマクラーレンの現実か。
一方、ペレスは今回も暴れました。
そのあおりを喰ったのはヒュルケンベルグ。
マルドナド、ハルク、ペレスのバトルで、ペレスがハードプッシュした折、ハルクは押し出される形でゼブラの外へ。
しかし、スチュワードが下した裁定は、ペレスに順位を譲れとのお達しで、そりゃ「What!?」ですわな。
これだけでなく、今回のスチュワードは、レース後にも波乱を起こします。
ファイナルラップで火を噴き止ってしまったウェバー。
チェッカー後に通りかかったアロンソがウェバーをピックアップし、"タクシー"走行。
2011年のドイツGPでは、逆の光景が見られたので、微笑ましく思っていたのですが、「レギュレーションで、ウェバーのトラック侵入は違反で、アロンソの停止行為では2台の後続マシンが迷惑を被った」と2人に戒告処分が下されて、ウェバーは通算3度目の通告のため次戦韓国GPでのウェバーの10グリッド降格の処分の裁定。
"迷惑を被った"側のハミルトンは「アロンソが停まっていて驚いたけど、F1の歴史上こうした行為は許されるべき」と言ってます。
まあ、杓子定規にしないと今後に影響するということもわかりますが、温情も必要ではと思いますよね。
ぶっちゃけ、それよりペレスの行為を洗いなおせよと(w
我らがウィリアムズは、マルドナドが検討したものの11位ポイント圏外。
ボッタスは13位と、とりあえず両車とも無事完走。
その他の結果はこちらで。
今回も表彰式ではベッテルに対してブーイングがかけられました。
インタビュアーのブランドルが「やめなさい」と直接不快感を表すくらいですから、その異常さがわかります。
今までも無かったわけではありませんが、今年は異常な状況ですよね。
おかげでアロンソへの熱烈な歓声があまりに対照的で、本人もどこか困っているような雰囲気。
どこかで扇動行為でもあったのだろうか?
日本GPでは、こういうことが無いといいなぁ。
次回は2週間後の韓国GPです。