家の中で3DSのすれ違い通信が成功したren.です。
充電中にスリープモードにしておいたのですが、どうやら家の近くを通った人か、信号待ちの車から通信されたようです。
2階の部屋だから道からはそれなりに離れているというのに、びっくりしました。
日曜日、こちらが1日遅れで届きました。
▼ AZITO 3D 3DS/ハムスター (2011)
「AZITO」はPSで1997年に出たリアルタイム経営・戦闘SIM。
その完全移植が、この「AZITO 3D」です。
▼ Azito (PSX) OP
こちらはPS版のOPです。
このロゴマークがたくさん飛び出してくる出だしは3D映えしただろうに、残念ながら再現されていません。
純粋に、円谷影絵OP風だけのOPになっています。
このシリーズはバンプレストが後ろ盾になり、仮面ライダーやジャイアントロボなどの版権モノキャラクターが出演するようになった「AZITO2」「AZITO3」も発売されました。
「2」はシステム的にも「1」より発展性があり面白かったのですが、「3」は個人的に敵基地が攻撃によって疲弊しないなどがっかりな出来になってしまっていました。
なお、開発会社は全て、アステック21。
ゲームは、20年間勤め上げた会社を脱サラ(死語)した主人公が、貯めた資金と、作り上げた人脈を使って、地下秘密基地を作ろうと思い立った。
しかし、目をつけた土地にはすでに悪の秘密結社が基地を作っており、お隣さんとなってしまった主人公の基地に攻撃を仕掛けてくる。
……という、わかりやすくもとんでもないストーリー(w
手順は、総司令室と動力室を基点に、地下に施設を広げていきます。
各分野の研究室を作り、雇用している博士や技師に開発を行わせ、発明した商品工場で生産してをカモフラージュ施設で売って資金を増やし、ヒーローや怪人を作って諜報活動を行い、巨大ロボや怪獣で敵の侵攻を阻止します。
雇用人員は仕事を行わせることで不満度(単位;イカリー)が溜まるので、反乱を起こさせないように休ませつつ、戦闘準備を急がなければなりません。
攻め寄る敵組織を撃退し、最後に出撃してくるボスを倒せば勝利となり、マップクリアとなります。
移植具合は、ほぼ完璧。
PS版で見づらかった部分や、わかりづらかったコマンド体系は見直されているので快適。
無駄にプロフィールが凝っている博士たちや、商品説明がとんでもない発明品もそのままです。
「魔法騎士レイアース」もどきの3博士(おそらくスタッフが当時はまっていのだたと思われる)もちゃんといます(w
キャラ絵は描きなおされているものの、微妙に古臭い絵柄なのが実は雰囲気に合っています。
ステージBGMは「プロジェクト・オブ・アジト」と「限りなき戦い」の2曲だけでがっかリ。
……と思ったら、敵が攻めてきたら「逃走戦隊バックレ5」が!
ということは、他の曲もどこかで流れるのかもしれないな。
あまりに移植が完璧すぎて、3Dがほとんど反映されていないのが残念。
一応、戦闘が発生した際に追尾カメラにすると、細かい部分が立体で出来ているのがわかるんだけれど、すごく地味(w
「AZITO3」みたいなクォータービューにすればよかったのに。
まあ、この時代に「AZITO」が手のひらサイズになったというのが、ある意味で最も価値があるのかもしれないけれど。