床屋に行って来たren.です。
夏向けにばっさり短く。
さて、昨夜のモナコGP。
レース放送中、現地放送ブースにハッキネンが乱入してきたのはびっくりするやら、笑うやら。
さすが、レポーター暦の長い川井ちゃんだけある、交友信頼度。
こういうときに思うのは、もっと自分に英語力かあったらなということ。
文字ならまでしも、ヒアリングではなかなか意味がわからない。
なんか、現役時代の話をしながら、イエローハットやシオノギ、そして日本のファンに感謝を述べていたのはわかったけれど。
さて、それはともかく、レースの話。
このレースではウルトラソフトタイヤが初登場したものの、決勝は雨模様の中、SC先導でのスタート。
数周後に通常レースになり、次第に路面も乾いていったものの、単独事故や接触でVSCが入りまくる展開に。
5回から先は数えてない(w
特に、終盤にラスカスでのザウバー同士のクラッシュはあらあらだったねぇ。
でもま、モナコ名物多情衝突赤旗ストップはありませんでした。
なにはなくとも、今回の話題の中心はリカルド。
PPスタートから順調に皇族のハミルトンに差をつけていく展開に、期待が膨らみました。
しかし、ピットで事変勃発。
なんと、タイヤが用意されておらず食いつぶされていくギャップ。
わずかな差でハミルトンにトップを譲り渡してしまい、まるで伝説の92年モナコを彷彿とさせました。
そして、その時と同様にハミルトン優勝で決着が付いてしまいます。
レース後の談話によると、モナコのガレージブースが狭かったことが原因だとか。
ウルトラソフトに履き替えたハミルトンを見て、予定をソフトからスーパーソフトへと急変更したために、狭いブースの奥側にしまってあったタイヤを引き出してくるのが、リカルドのボックス入りに間に合わなかったということらしい。
お粗末だなぁ。
前回といい、こんなだからレッドブルはオーストラリア人に厳しいとか言われちゃうんだぞ(w
でもま、ハミルトンも昨年のモナコではギャップの見誤りで優勝を逃して大荒れでしたっけ。
その雪辱を晴らし、しかもカーナンバーと同じ数字である44勝目という節目を飾れて、晴れ晴れとした表情。
さらにはロズベルグが謎の不調でずるずると7位フィニッシュでしたから、ポイント差を24に縮めました。
ストップドワンマンレースを成し遂げるのは、やはりハミルトンか。
3位には見事なタイヤの交換作戦だったペレス。
正直言って、レース中にそこまで大きな見せ場はなかったのに、するするっと表彰台に上ってきた感じ。
なんだろうね、まさにいぶし銀の風格だ(w
昨年もモナコではバトンがチーム初のポイントを獲得したマクラーレンが、今回はW入賞。
しかも、アロンソは5位と、本人も「表彰台が見えていた」というほど。
バトンはアウトラップでマノーなどにつかまったものの、9位。
ウィリアムズは、マッサが10位ぎりぎりで。連続ポイント記録を伸ばしました。
ボッタスは12位。
その他の結果はこちらで。
次戦はカナダGP。
早朝放送か……。