希望屋 ~ren_ka ci=set~

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ナノ☆ダイヤ ナノブロック クジャク

2019年09月11日 23時07分49秒 |  └ダイヤ・ナノブロック

どうも、ren.です。
「クレイジージャーニー」のヤラセ問題にショックを受けたren.です。

あらぁ、加藤先生、やっちゃったねぇ。
スタッフが事前に仕込んだので、先生は直接ヤラセに関わってないといいますが……。
今後、番組の存続だけならず、加藤先生の「鉄腕DASH」や「池の水」への出演にも影響しそうね。


さて、今日は友人に「ぜひ作ってみてくれ」とプレゼントされたこちらを作りましたよ。

★ nanoblock アニマルDX クジャク

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/db/e57f4c06ef5a0f74a5466a0cc69ea979.jpg?1568207437

全高16cmにもなる立派な製品。
飾るとなかなか迫力があります。

クジャク、特にこのモデルは最も有名なインドクジャクですね。
中国から南アジアにかけて生息しています。
そのため、日本書紀の昔から日本にも紹介されており、数々の国内の美術品に登場します。
蒔絵や日本画にも多く描かれる人気のある鳥ですね。

大きな飾り羽を広げるのは、アピールを行なうオス。
この飾り羽は尾羽についており、それをゆするように立ち上げて扇状に広げ、美しい姿を見せます。
ちなみにメスには飾り羽はありませんが、シックな中にも色合いのある美しさです。

姿の美しさだけでなく、神経毒に耐性があるというのも特徴。
これは餌である毒サソリや毒蛇を食べるために進化したようです。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/3a/5a5203764f644e31457de3ed44d688ff.jpg?1568207443

驚くほどバランスはいいのですが、さすがにこの図体では脚だけで自立できず、お尻には透明ブロックによる補助スタンドがつきます。
製品ままでは2×4ブロック2枚ですが、まだちょっと不安なので2×8ブロック2枚に変更しました。

難易度は5。
製作時間は130分かかりました。
まあ、その多くは飾り羽にかけられています。
実際、twitterで実況しながら作ったところ、ボディ部分は40分で完成しています。

飾り羽は後側から数箇所に補強があります。
目立たない構造なのは感心しました。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/11/244d13baee7f3f5df9d9ea0990f75ea6.jpg?1568207441

飾り羽は腰の部分で2つのボールジョイントによって斜めに接続されています。
しっかりと角度が固定されるので、ふらついたりすることはありません。

バランス取りの為か、ディフォルメされていて、翼は目立ちませんね。
まあ、実物も地面にいるときはあまり目に付きませんが。
空を飛ぶクジャクのオスは、別の意味で迫力ありますよ。
風切り羽根のオレンジ色が再現されているのはグッド。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/18/09384dbf51722605b0c77a8c25b6936f.jpg?1568207441

さて……

完成度が高いと話しましたが、かなり問題のある製品であることも確かです。
厳しい言い方をすれば、"カワダの怠慢が形になったような製品"です。

まず説明書に不備が多い。
この頭部の冠羽ですが、前の1本には取り付け位置の矢印が書かれていません。
単純な記入漏れ。

毎度のことですが、説明書自体の分かりにくさは相変わらずです。
一定のクォータービューで書かれているので、隠れて分からない部分が多すぎる。
特に、飾り羽の目玉模様や2×2円形ブロックの取り付け位置や角度が分からない。
ここだけ真上から描写するとか、いい加減工夫してほしいところです。

ただ、一箇所だけ真上から描画されているところがあります。
あまり説明書を掲載したくないですが、問題提起のために載せます。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/26/1317c0483b1e43f7e5a1bb147e6a3092.jpg?1568209218

これです。
尾羽の各構造体の接続を示したものですが、わかるでしょうか。
中央横の2×2円形ブロックがアシンメトリーになっているのが。
ここ1箇所だけ、左右が違うんですよ。

確かにしっかり説明書を見ながら作れば間違えないかもしれません。
しかし、シンメトリーだという先入観にとらわれがちな見た目なのに、注釈がないので間違えます。
この"うえから見た図"が、カワダなりの注釈なのだとしたら、不親切すぎる。
私は間違えた。

そもそも、説明書の順番では、飾り羽の構造体が不安定な状態で手に持つことになり、それを裏返したり、ブロックをはめるために力をかけることになるので、大変作りづらい。
これはもっと、手順を変えれば解決できたはずです。

しかし、説明書のスペース内で説明しきれないので、こういうことになったのだと思います。
一つ一つの図面自体が小さめなのも、そのためでしょう。

ぶっちゃけ、表裏両面印刷にすれば解決できたはず。
それで印刷代が高くなって、製品の価格自体も高くなるとしても、親切のためなら余計に金を払うっていうものだと思いますよ。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/a4/fcb5dd226abfa0e3e35c414910798876.jpg?1568207441

もうひとつわかりづらかったのが、この脚。
両足の爪(T字ブロック)をうまく組み合わせることで設置面を安定させるように組み立てるべきなのですが、当然のように説明書では注釈がない。
パッケージ写真を見れば気づくことではあるのですが、製作者の誰もがそこを確認するものではないんですよね。

後半、ほとんど批判的な意見になってしまいましたが、完成すれば本当に完成度が高く、美しい。
飾って眺めると惚れ惚れします。
いろんな人に、このナノブロックの表現力を知ってほしい。

それだけに、カワダ自身がそれを伝えることを怠っているような気がして、憤懣やるかたなしになった製品でした。

構成されているブロックの多くがレア色やレア形状なのは、ものすごく嬉しいんですけれど(w

コメント
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