ALGリプレイ 神薙ぐ御剣、リバース/エンド

2007年09月04日 21時23分37秒 | └TRPGリプレイ

最近、生活のテンションの上下が激しいren.です。
どうも情緒不安定で、落ち込むことも多いのですが……あぁ、タバコを控えているからか(w


 ● 「アルシャードガイア リプレイ 神薙ぐ御剣」 菊池たけし/F.E.A.R./ファミ通文庫

休刊してしまった「マジキュー」で連載されていたりプレイ。

いよいよ、ALGデザイナー(の片割れ)自らのGMによるリプレイ。その名もきくたけ
彼らしく、ミスディレクションのあるシナリオ、タクティカルな戦闘フェイズで構成されていて、読み応えがあります。

プレイヤー陣は、まずALGデザイナー(の片割れ)井上純弌。そのセッション破壊能力は未知数。
演ずるは「新たな"宮沢"」、宮沢竜一郎。

しかし、その「じゅんいっちゃん」の天敵、小暮英麻が彼の暴走を押しとどめ、むしろ自分が暴走(w
演ずるは「痛いと萌えは紙一重」、神戸屋るん。

そんな2人を「ふぃあ通」で、時に優しく見守り、時に可燃物を投げつける矢薙直樹が、ついに良心的プレイヤーを自主廃業。
演ずるは「正体がアレなショタ」、アド=水守。

その3人に翻弄されながらも、持ち前の「主人公属性」を今回も遺憾なく発揮する、かわいそうな田中信二……太字の場所は気にしない(w
演ずるは「女運のない主人公」、功刀リョウ。


セッションの大半は、井上さんの悲鳴と絶叫で成り立っています(w
その分、TRPGリプレイというより、正直「ふぃあ通」のノリが強すぎるところは感じましたね。今巻はF.E.A.R.初心者には、きついんじゃないかなぁ。

まあ、セッション自体は大変面白いのですけれどね。
きくたけシナリオらしい、萌えと燃え、物悲しくも明るい未来を感じさせる、ステロな展開ながらも読んでいてグッと力が入る一冊です。


それにしても、矢薙さん。自分で会社作っちゃってたんですねぇ。さすが、不言実行の男。
今回のPC、アド=水守ですが、ぽぽるちゃさんのキャラデザもあいまって、かなり私のツボなんですよね。

いや、「ふぃあ通」で話には聞いていましたけど、正体(というか、生態維持スーツ?)のインパクト、大きすぎるわ(w
それでも、やっぱり井上&小暮カップルにおされてしまって、今回もイマイチ目立てませんでしたね。なんだか今後、いぶし銀なポジションになってしまう予感。


なお、今回の「神薙ぐ御剣」の正統続編で、前作に当たる「明日へのプロファイル」の番外編に当たるリプレイ「希望へのコンタクト」が、FBオンラインで連載開始されています。こちら
ついに、ALGデザイナー2人ともが"宮沢家"に(w


 ● 「リーバース/エンド 2巻」 住吉文子 エンターブレイン

紙質の所為なのか、妙に分厚く感じるこの単行本。

養父であった千住がいなくなって6年。ヒジリの許に「守護者」、ミチタテとツルギが現れます。
また、ミチタテの腹違いの弟で、神手魂師(みてだまし)のミチザネとの出会い。

このミチザネ君が、なかなかにいいキャラしております。

キャラ紹介の「仲良くなればなるだけ口が悪くなる初年」という説明に、かなり心を打たれました。
ストーリー的にも重要ポジションにあるキャラですし、なかなかにツボです。

ストーリーとしては、まあ、予想の範囲の展開なのですが、テーマとはいえ存在否定って重たいねぇ。
読んでいて、グッと憤りが沸いてくる辺り、感情移入度は高いです。



今回購入のこの2冊、偶然にもツボにはまったところや見所が、似てしまったような気がします。
どちらかに興味があれば、多分どちらも楽しめる、かな?

いや、やはり井上&小暮のバカップルは、初心者向けじゃないか(w

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