床屋でひと夏伸びた髪を切ってきたren.です。
さっぱり。
巷では、任天堂カンファレンスが行われてますね。
「A列車で行こう3D」の情報は無しか。
今回は「初音ミク プロジェクト・ミライ」と「モンスターハンター4」が目玉かね。
「ブレバレ」製作記 第16回
ここしばらく、アビリティ関係のデータ重視な内容だったので、今日はちょっと軽めに。
● 「鋼鉄帝国」 MD(1992)ホット・ビィ
メガドライブのSTG話では、欠かせない一本。
難易度やバランスはともかく、世界観や雰囲気、ギミックは当時としては衝撃的なものでした。
プロペラと蒸気機関の世界を舞台に、静かで暗く熱いストーリー。
空に、地下に、海上に、そして最後は月面に、スチームパンクの粋を凝らしたようなゲームです。
後年、GBAでリメイクされましたが、出荷数が少なかった上に、移植度と画面の小ささが災いしてか、あまり良い話題になりませんでした。
私は、現物をみたことがありませんけれど……。
● ここがお前の飛ぶ"空"だ 自由な世界観の設定
M-Stgは、基本的にSTG的世界観ならば、どんな世界観を設定してもいいようにつくっています。
一部Ver.では、宇宙戦闘機モノや「THE地球防衛軍」をベースにしたものもありましたが。
「ブレバレ」でも、世界観は遊びたいように設定してもらっていいようにつくっています。
とはいえ「なにをやってもいいよ」というと、なかなか思いつかなかったり、意見がまとまらなかったりするもの。
なので、「世界観」「敵と目的」をランダム生成できるチャートを作ろうと考えています。
ダイスで組み合わせた、突飛な世界で笑うも良し、自分の好みに合うものを組み合わせても良し。
W-01・世界観
全体的にゲームの雰囲気をつかむものです。
1) 宇宙
もっともベーシックなSTGの舞台でしょう。
元々は、ゲーム製作者が背景の黒を"宇宙だから"と言い張ったことに起因するのですけれどね(w
しかし、広い宇宙空間や未知の惑星、宇宙人といったSF要素は、STGとは親和性が高いことも証明されています。
2) 地球・惑星上
近・現代戦をモチーフにした戦争STGも多くあります。
戦闘機を自機にすれば空、戦車やマッチョ兵士なら陸、数は少ないですが海を舞台に戦艦や潜水艦が戦う名作STGもあります。
ある意味、現実世界の私達には、一番想像しやすい舞台かもしれません。
陸海空のどこが戦場となるかは、さらに決めておいた方がいいでしょう。
3) テックパンク
SFのジャンルで、現代科学世界とは違う技術発展をした不思議な世界観のことです。
例えば、「ブレードランナー」などで有名な「サイバーパンク」は電子・有機化学の発展した世界ですし、上記の「鋼鉄帝国」は蒸気機関が極端に発展した「スチームパンク」といい「天空の城 ラピュタ」などで有名です。
変り種ではゼンマイ・バネや歯車が発展した「クロックワークパンク」(アニメ「機巧奇傳ヒヲウ戦記」とか)なんてものもあります。
「ドラえもん のび太の魔界大冒険」や「ちまりまわるつ」の世界なんかは、錬金術以降に魔法が無くならなかった「マジックパンク」といえるかもしれません。
4) ファンタジー
いわゆる「剣と魔法の世界」です。
RPGやACTばかりと思いきや、STGでも「ドラゴンセイバー」「フェリオス」「魔法大作戦」「ソルディバイド」と案外多い世界観です。
ぶっちゃけ、魔法があれば、人間が空を飛ぼうが、弾を出そうが、問題はありません(w
同じ理屈で、「エスプレイド」のような超能力モノとして扱ってもいいでしょう。
5) ご近所
住んでいる町、通っている学校など、身近なごく狭い場所が舞台です。
ミステリーアクション的な「式神の城」や、ドタバタアクションな「ラジルギ」などが、これに当たるでしょうか。
よく漫画やラノベで描かれる部活対抗モノや、生徒会が巨大な敵のような世界観も、面白いかもしれません。
まあ、大抵はギャグになりそうですが(w
6) 変り種
意識を持った玩具や動物、お化けといった、言ってみればディ○゛ニーみたいな世界観(w
最近はあまり無いジャンルですが、「ハチャメチャファイター」や「はにぃ・いん・ざ・すかい」などがあり、「パロディウス」や「ファンタジーゾーン」もある意味ではこれかな。
「超兄貴」は、ここに当たるのか、3)で「マッスルパンク」とでもいうのか、わかんない(w
W-02・敵の目的
PCが戦う相手と、その目的です。
1) 彼方からの侵略者
何処から来たインベーダーやバーサーカー(殺戮者)などの、文化も思想もお互いに相容れられない人類の敵。
敗北はあなただけでなく、人類の従属や絶滅を意味します。
2) 巨大勢力への反抗
隣国から攻めてきた軍隊や、理不尽な国家への反逆など、ミリタリーモノになります。
舞台が「変り種」で学校を選んだ場合、生徒会や教員と戦うことになるでしょう。
3) 競い合う相手
宝の取り合いや、破壊競技のライバルです。
殺伐とした死闘よりも、ドタバタ展開になりそうですが……。
4) 事件の黒幕
解決すべき事件の犯人、またその真相を知る者です。
ミステリー展開になりますが、情報のためにはステージボスを痛めつけて締めあげましょう(w
5) 命じられた作戦
組織に属しているいないを問わず、上に立つものから戦いを強要されています。
その命令者は、本当に信頼できる存在でしょうか?
6) 目的のためなら
あなた達が成したいことのためには、立ちふさがるものは全てが敵です(w
さて、"青い鳥"は近くにいるのか、遠くにいるのか、それともそれこそラスボスなのか。
とりあえず、これを組み合わせれば、36の世界観が作れます。
多少、整合性を考える手間があるも場合もありますが、それをみんなで考えるのも楽しみのひとつということで(w
あとは、その世界観に合わせて、PLは自分のキャラクターを設定し、GMはステージを作ればいいわけです。
ステージ内容やステージボスも、チャートでランダムに作れてもいいかもしれませんね。