レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

コルドラへの道

2022年06月24日 17時26分31秒 | 西部劇

「コルドラへの道」
原題:THEY CAME TO CORDURA
1959年 アメリカ 124分
■監督:
 ロバート・ロッセン
■出演:
 ゲイリー・クーパー
 リタ・ヘイワース
 ヴァン・ヘフリン

●あらすじ
メキシコ人反乱軍を鎮圧する戦いに参加したソーン少佐は、
騎兵隊員5人と美女ギアリーを後方のコルドラ陸軍基地へと移送する任務を負う。
騎兵隊員は叙勲のために基地へ赴くのだが、皆どこか暗い面持ちだ。
奔放な艶女ギアリーはメキシコ人反乱軍に加担していた罪で、アメリカ陸軍に引き渡されるのだった。
一行を率いるソーン少佐は、はたして無事に荒野を乗り越えて基地へとたどり着けるのか?
(ザ・シネマより)

★感想など
なんかカッタルイ映画だったね。
まず時代が新しいから西部劇と呼べるか否かと言うのもあるが、一応ジャンルは西部劇になってるとこが多いね。
話の方はゲイリー・クーパーが上官となって皆をコルドラまで連れて行こうとしてるのだが
これが誰も行きたがっていない。
ゲイリー・クーパーの上官(中将)や部下、メキシコ軍から助けた美女まで全員
自分の事情を話してゲイリー・クーパーに何とかしてくれと頼むのだが、
ゲイリー・クーパーはどの頼みも判を押したように「無理」の一点張り。
だがこれら皆の頼みを断る明確な指針が全く示されないため、
自分の意志はなくただ上から言われたから。だけの無能な上司にしか見えないのだ。
だから劇中でも彼はどんどん孤立していく。
最後まで皆から襲われないのはハリウッドだからで、これがマカロニなら僅か数分ですでに殺されているだろう。
と言った訳でラストも良く分からない感じで、冒頭に大層なテーマを掲げた割には
一体何を伝えたいんだろうと思ってしまう映画だった。

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