「ゾンビキング」
原題:Zombie Beach Party
2003年 カナダ 77分
■監督:
ステイシー・ケイス
■出演:
ジュールス・デローム
ジェニファー・トーム
ロブ・エチェバリア
ニコラス・シン
ジェイソン・ベアフォード
ジム・ニードハート
●あらすじ
ゾンビが世界中に蔓延る時代。
プロレス界の英雄ユリシーズは、海辺の家に向かっていた。
そこには、恋人メルセデスと彼女の弟ブルー・セイントが待っていた。
久しぶりの再会を祝う3人。
そんな中、一匹狼のプロレスラー、ティキがゾンビと試合をするという。
ユリシーズたちは試合会場に向かうが、なんてことはない八百長試合であった。
しかし、その試合の最中に、観客の一人がゾンビに喰い殺される。
ゾンビを操るティキに容疑がかかるが、彼は潔白であった。
全てが悪の帝王ゾンビ・キングと、その腹心マーデライザーたちの陰謀だったのだ。
そしてついに、レスラーたちとゾンビの全面戦争が始まった!
果たしてゾンビ・キングの正体は?!
そしてその恐るべき陰謀とは?
(アルバトロス・フィルムより)
★感想など
まず、あのジョージ・A・ロメロが製作とかでなくて、提供となっているんだが
提供ってなんだよ!
なんだか不思議な映画で、「何故?」と一杯思っても、その事について考えてはいけない映画である。
ゾンビと覆面レスラー達が混在する世界観とか、最後まで誰一人素顔を見せないマスクマンたちとか
そもそもゾンビ相手に素手で戦うと言うのもどうなんだとか
あれとか、それとか。
全体的な内容として、同人的なノリが非常に強く、
そのチープ感も含めて商業映画としてはどうかと言った趣である。
しかし、バンドのボーカルがタイガーマスクの覆面を被っていたりする辺りは楽しかったけど。
出てくるのが全員レスラーなせいか、マスクマン同士だろうが、ゾンビ相手だろうが、
戦うシーンのファイト・スタイルが
必ずプロレス技の応酬な所は笑えたけど!
プロレスもホラーも好きな私としては、内容だけ見たら絶対に観たくなる事間違いないとは思うんだが
実際はレレレにはいきませんでした。
まあ、相当なレレレ好きな方意外にはオススメ出来ません。はい。
まともな方は手を出さない方が懸命でしょう。
所で、カナダ映画って全体的に不思議な映像感覚な気がする。
あまり観てないからホントにそうかはまだ言えないが、そんなに嫌いではない感覚である。
他のカナダ映画もちょっと探してみよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます