レレレへの道

日々鑑賞した映画の中で、レレレに書かない映画の感想です

沈黙の戦艦

2011年04月21日 00時19分40秒 | スティーヴン・セガール

「沈黙の戦艦」
原題:UNDER SIEGE
1992年 米 103分
■監督:
 アンドリュー・デイヴィス
■出演:
 スティーヴン・セガール
 トミー・リー・ジョーンズ
 ゲイリー・ビューシイ
 エリカ・エレニアック
 パトリック・オニール

●あらすじ
S・セガール主演のアクション・サスペンス。
核兵器搭載のハイテク戦艦USSミズーリが武装テロリスト集団に乗っ取られた。
なんとか敵の目から逃れた料理人ライバック。
彼はかつて精鋭の兵士として活躍していた男だった。
ライバックは単身、武装テロ集団に命がけの戦いを挑んでいく……。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
やっとと言うか、とうとう観ることが出来たセガールの代表作品。
沈黙シリーズはここから始まった!
と言ってもいいくらい、確かに良く出来た映画だ。
世界中でヒットしたのも頷けるくらい、良く出来た娯楽アクションだ。
まずセガールは今のような無敵過ぎと言う訳でもなく、まだ結構強いの部類。
アクション面でもまだ体を張っているし、キッチンの材料で爆弾を作ったりするアイデアも
アクション一辺倒になっていなくて、大変良い。
しかも特色なのが、セガールが一人で暴れているんじゃなくて、チームで戦う所。
これも最近のセガール映画には無いパターン。
特に特徴的なのが、最初はただ泣くだけだったのに、しまいには銃をぶっ放して
いっぱしの戦士に変貌する、プレイメイトのエリカ・エレニアックが良いアクセントになっていた。
敵役としても、ブレイク前のトミー・リー・ジョーンズがロックな出で立ちで頑張ってくれ
映画を盛り上げてくれる。
金も掛かっており、脚本の出来も良いので、セガールのファンじゃなくてもオススメの娯楽映画。
やっぱり、スティーヴン・セガールの映画はこれから観るべきでしたね。
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レジェンド 三蔵法師の秘宝

2011年04月19日 11時03分09秒 | SF/ファンタジー

「レジェンド 三蔵法師の秘宝」
原題:天脈傳奇/THE TOUCH
2002年 中国/香港/台湾 104分
■監督:
 鮑起鳴(ピーター・パウ)
■出演:
 楊紫瓊(ミシェール・ヨー)
 ベン・チャップリン
 リチャード・ロクスバーグ
 マーガレット・ワン
 曾江(ケネス・ツァン)

●あらすじ
中国山東省チンタオ。
華麗なアクロバット芸で人気を博す姉弟、インとトン。
2人は、1000年以上前に敦煌の秘境に隠された三蔵法師の秘宝を守り、
いつの日かチベットの聖なる寺に戻すことを使命として託された一族の末裔だった。
ある夜、姿を消していたインの元恋人エリックが突然姉弟の前に現われる。
エリックは、秘宝の手掛かり“敦煌の心臓”をインに示し、
これとインが亡き父から譲り受けた巻物があれば、秘宝を見つけ出せると説く。
しかし、インは課せられた使命の重さと、過酷な運命を前に逡巡してしまうのだった…。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
タイトルからてっきり昔が舞台なのかと思っていたら、現代が舞台の「インディ・ジョーンズ」風だったのにはビックリした。
主演のミシェール・ヨーは頑張っているのだが、アクションもゆるくなっていて、なんだか老けたような印象を受ける。
これはひとえに武術指導の腕が悪いんだろうな。
話にメインで絡んでくるカール役のリチャード・ロクスバーグは、顔つきがタランティーノに似ていてなんだかいらつく。
悪役も魅力に欠けたやつで、話が盛り上がらないのはこいつのせいとも言えよう。
全体的に悪くない作りだとは思うが、観終わって何も印象に残らないのはなんでだろう。
良くあるハリウッド映画みたいだからかな?
でもこれハリウッド製じゃないみたいだけど、観ている最中はずっとハリウッド映画だと思ってた。
作りもそうだし、台詞は英語だしね。
そんな事より、この当時ケネス・ツァンはアメリカ進出してたのかとかの方が気になってたよ。
ヴァン・ダムの映画にも出てたしね。
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コモド・リターンズ

2011年04月19日 10時45分30秒 | 怪獣/モンスター

「コモド・リターンズ」
原題:CURSE OF THE KOMODO
2003年 米 92分
■監督:
 ジェイ・アンドリュース(ジム・ウィノースキー)
■出演:
 ティム・アベル
 ウイリアム・ラングロス
 メリッサ・ブラッセリー
 ゲイル・ハリス

●あらすじ
ホノルルの南500kmダマス島。
そこでは米海軍による“カタリスト計画”が極秘に進行していた。
その計画とは兵士に変る新しい兵器として“コモドオオトカゲ”の遺伝子を操作し巨大で獰猛な生物兵器を創り出す事であった。
しかし、巨大化したコモドは制御不能な程の爆発的繁殖力と、新種の生物感染を引き起こす失敗作であった為、
計画の露呈を怖れた米海軍は島もろともコモドを葬り去るべく数機の爆撃機を発進させる。
一方、島ではコモドを研究する科学者チームや、嵐によって島に不時着した強盗団の一味がコモドに対し生存をかけた最後の戦いをはじめていたのだった…。
大ヒット作「コモド」から4年。再びあの恐怖を描いたモンスター・パニック最新作
(テレビ東京 CINEMA STREETより)

★感想など
監督のジェイ・アンドリュースと言うのは、私の大好きなジム・ウィノースキーの変名。
この名前は前から知っていたが、他にも沢山名前があるのは知らなかった!
フィルモグラフィーを見ると、例の恐竜映画ブームの後はしばらくモンスター・ムービーばっかり撮っていて
最近はポルノ映画ばっかり撮っているのが良く分かる。
もうこのまま巨匠になる事はないんだろうなあ。。。
でも、ある意味レレレでは巨匠だが!
映画自体は、非常にウィノースキーらしい作りで安心しました。
ウィノースキーのファンなら文句なくオススメ。
普通にモンスター映画が好きな人も満足出来る作り。
でも、頭の良い人は絶対に観なくていい映画かな。
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ストレンジャーズ/戦慄の訪問者

2011年04月16日 12時48分10秒 | サスペンス

「ストレンジャーズ/戦慄の訪問者」
原題:THE STRANGERS
2008年 米 85分
■監督:
 ブライアン・ベルティノ
■出演:
 リヴ・タイラー
 スコット・スピードマン
 ジェマ・ウォード
 キップ・ウィークス
 ローラ・マーゴリス
 グレン・ハワートン

●あらすじ
ブライアン・ベルティノが初監督を務めたサスペンスホラー。
友人の結婚式から戻る途中、マッケイはホイトからのプロポーズを断ってしまい、気まずい雰囲気に。
そのまま別荘に戻るふたりだったが、そこへ深夜にも関わらず謎の少女が訪れる。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
観る前は凄く面白いんだろうと、大きな期待をしながら観始めた。
ストーリーとかもおぼろげだったけど、マスクを被った三人組みが立っている写真は知っていた。
この男が被っているマスクが非常に好みなマスクだったから、その点でも見たかった。
結果はかなりがっかりした。
ストーリーは実に他愛なく、「13金」とかなら10分で終わるエピソードで無理矢理一本作ってみました的な感じ。
かなりの引っ張りぶりが、観ていてかったるくなってくる。
サスペンスを盛り上げる作りは良いんだけど、ずーっとそれしかないのは駄目。
起伏が全然無いので、最後の方は観ているこちらが飽きてしまうのだ。
と言っても、本作の監督はまだ新人らしいので、それも致し方ないのかも。
冒頭に登場する、「実話を基にした話」などのハッタリぶりとか悪くないので、これからに期待ですな。
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さすらいの一匹狼

2011年04月14日 23時30分48秒 | 西部劇

「さすらいの一匹狼」
原題:PER IL GUSTO DI UCCIDERE
1966年 伊/スペイン 88分
■監督:
 トニーノ・ヴァレリ
■出演:
 クレイグ・ヒル
 ジョージ・マーティン
 フェルナンド・サンチョ
 マルセル・ボジョフィ
 ダイアナ・マーティン

●あらすじ
大金を輸送する騎兵隊が、メキシコの盗賊団に襲われた。
主人公の賞金稼ぎは一味を尾行して油断しているところを襲撃、大金の奪回に成功する。
盗賊団は生き残りを集めて、今度は銀行を襲う計画を立てたが……。
弟の敵を追う賞金稼ぎと盗賊団の戦いを描いたマカロニ・ウェスタン。
(TSUTAYA DISCASより)

★感想など
「怒りの荒野」は傑作であった。
その「怒りの荒野」を監督した、トニーノ・ヴァレリの処女作が本作である。
この人はセルジオ・レオーネの助監督を務めただけあって、非常に手堅いマカロニ・ウエスタンを作る監督である。
まだ本作と「怒りの荒野」しか観ていないが、どちらも非常に面白かった。
オススメの監督である。
主演のクレイグ・ヒルは、一見「続・荒野の用心棒」のフランコ・ネロにそっくりである。
二本観せて、どちらも主演は同じ人だよと知らない人に言ったら通じそうである。
スコープ付きライフルを好んで使ったり、金第一でもない主人公など、マカロニのフォーマットを微妙にずらしてくる作りが
新鮮さを出そうとしていて好ましい。
これがいい塩梅なんだわ。
悪役のボス役の人は「続・荒野の1ドル銀貨」のボス役に似てるなあと思ってたら、同じ人でした。
名前はジョージ ・マーティンと言うらしい。
彼は「続・荒野の1ドル銀貨」でフェルナンド・サンチョと兄弟役であったが、本作では二人は顔を合わさない。
とまあ、色々と語るポイントは出てくるが、本作もマカロニ・ウエスタンの中では面白い方に入るでしょう。
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